五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい【忍たま乱太郎】 (ページ32)

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３１．逃亡ページ32

タカ丸「あ、ごめんね！スゴく綺麗な髪だなぁって思って、つい」

あー、タカ丸は髪結いだったから。まあ、髪は女の命とも言うし、手入れはちゃんとしている·····面倒だけど

ミヤ「えっと、初めまして五年は組の四季織ミヤです。くノ一ですが、今年から忍たまと一緒に授業を受けてます。
四年は組の元髪結いで編入生の斉藤タカ丸さんですよね？」

タカ丸「そうだよ！よろしくね、ミヤちゃん」

よろしくお願いしますと言い、握手を交わす。タカ丸さんは目をキラキラと輝かせて私を見る

ミヤ「？えっと、どうかしましたか？」

すると、タカ丸さんはギュッと私の手を両手で握り顔を近づけた

タカ丸「ねえ、ミヤちゃん！ぼくに髪結いさせてくれない！」

ミヤ「えっ」

タカ丸さんは私の髪をどう切ろうか考えてるのか、ぽあぽあと私の姿が見える

タカ丸「やっぱりここはツインテール！いや、ハーフツイン······三つ編みもいいよね！綺麗な黒髪に青のインナーも可愛いと思うよ！」

ミヤ「ツインテールっ！？インナー！？」

タカ丸さんが想像している髪結いした私の姿を見たが、確かに髪型やインナー自体可愛いと思うが自分がするとなると違うんだ！！

ミヤ「ご、ごめんなさいっ」

タカ丸「あ、まって〜」

タカ丸さんの手を振りほどいて走って逃げた

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ミヤ「······それで今に至るの」

苦笑している兵助と八左ヱ門。どうにかして、避けたいんだけど······どうしたらいいの！