五年は組に忍たまじゃなくてくの一がいるらしい【忍たま乱太郎】 (ページ23)

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２２．長所と短所ページ23

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ミヤ「今日も忍術学園は平和だ······」

図書室に行って本でも借りるようかな······って、あれは

藤内「よーし」

ミヤ「三年は組の浦風藤内······」

手に持ってるのは鉤縄？そして鉤縄を塀に向かって投げた。もしかして、今日は鉤縄の予習？明日授業でもあるのかなって

ミヤ「危ないっ！」

藤内「うわっ！？」

瓦が外れ、鉤縄で塀を登っていた藤内が真っ逆さまに落ちそうになったのを横抱きした

ミヤ「大丈夫、藤内！？」

藤内「あ、ありがとうございます。あなたは······？」

ミヤ「五年は組の四季織ミヤ。よろしく」
藤内「えっと、三年は組の浦風藤内です。よろしくお願いします！」

藤内をゆっくりと下ろした後に自己紹介をした

藤内「先程は助けて下さりありがとうございます！」

ミヤ「いいえ、気にしないで。ところで藤内、今日は鉤縄の予習をしていたの？」

すると、藤内は元気よく応えてくれた

藤内「はい！明日の授業でテストがあるんです！」

ミヤ「ふふ、そうなの。藤内は真面目だね」

そう言って、頭を撫でれば藤内は少し照れたように頬を染めた

ミヤ「でもね、藤内。君のその予習をすることは長所でもあり短所でもある」

藤内「え？」

藤内にこれを言うべきか迷ったが仕方ない······