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10.提案 ページ11

兵助「ど、どうしたんだよ、勘右衛門?」

勘右衛門「あー、えっと、ほらみんなでうどん食べに行くのもいいんじゃないかな!」



焦ったように勘右衛門は兵助に言う




八左ヱ門「ミヤっ、ちょっと!」



小声でそう呼ばれ、八左ヱ門に近づくと肩を組まれ耳元でヒソヒソと話し始める




八左ヱ門「お前、兵助の豆腐地獄知らないのかっ!?」

ミヤ「あ、忘れてた」




兵助の豆腐料理は美味しいが、異様に量が多いのだと。でも、兵助がせっかく豆腐をご馳走してくれるらしいし······うーん




八左ヱ門「とりあえず、豆腐料理以外にしないと!みんな豆腐を食うことになるっ」

ミヤ「とりあえず、豆腐パーティーだけは避けろと言いたいんだね······」



今は、雷蔵と三郎も勘右衛門に加勢して話を逸らしている





ミヤ「······あ、じゃあこういうのは」

今度は私が八左ヱ門の耳元でヒソヒソと話す

八左ヱ門「おほ〜、それなら兵助の豆腐も食えるしいいんじゃないか!」




とりあえず、四人にも言ってみるか




ミヤ「ねえ、みんな提案なんだけど」




私の言葉にみんな反応して、こちらを見る




ミヤ「八左ヱ門と話してたんだけど、鍋とかどうかな?山菜とか色々自分たちで採って、料理するの。鍋に豆腐を入れたら兵助の豆腐も食べれるし」




思い出したが、確か保健委員会は鍋パーティーしてたしそこから思いついたのだ

11.翌日→←9.五年生の親睦会の段



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作者名:推しが可愛すぎ | 作成日時:2022年11月15日 19時

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