真選組一番隊女隊長参ります【銀魂】 (ページ10)

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土方「 ...全ては刀を手に入れてから可笑しくなっちまった。

どうやら俺はほんとにコイツに呪われちまったらしい。」

と、Aに話していた。

『ぶｯはははは！ぐｯ、ぶはｯ！』

Aはそんな話信じるわけもなくただただ高笑いしていた。

土方「ふと気付くと別人格と入れ替わってやがる。

いや、あれは別人格なんかじゃねェ。

人が誰しも持ってるヘタレた部分がコイツによって目覚めちまってるんだ。」

『土方さぁん、ヘタレを刀のせいにしちゃいけねェや。土方さんは元々ヘタレでしょう。』

土方「そうっすよね、、俺なんて元々こんな、、」

いつもなら怒って追い掛け回してくる土方にAも少々調子が狂うようだ。

『あららコイツはほんとに調子が可笑しいや。

じゃあンな妖刀さっさと捨てちまえばいいじゃないですかィ。』

ソイツが出来たら苦労しないと土方は続けた。

気が付くと厠や風呂にまで持って行ってしまうらしい。

『土方さん、こんな時にウカウカしてたら伊東さんに副長の座奪われますぜィ』

土方「フッ、、それどころじゃねェよ。俺ァ局長法度10も破ってる。

明日には伊東の奴から切腹命令が来てもおかしかねェ。

お前も、俺なんかといると伊東に目を付けられるぜ。」

『ま、待ってくだせェ！土方さん！

焼きそばパン買ってこいよォ。あとジャンプもなァ。勿論お前の金でェ！』

この後どうなるのかも知らずに土方は従ってしまった。

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