轟 焦凍 ページ11
「ねえちゃん、何してるんだよ」
一瞬、冬美さんの腕が緩んだ隙に脱出した。
「あっ！夏雄のせいでAちゃんに逃げられたー」
「そんなの知らねぇよ！というかこいつ誰？」
『はじめまして。龍虹Aです。しばらくの間よろしくお願いします』
「よろしく」
この人が夏雄さん。
と、夏雄さんの足元にいるのが焦凍くんかな？
「焦凍、あいさつは？」
「……」
うん、無言。どうしよう。
とりあえず、子供っぽく挨拶しておこう。
『はじめまして｡私、A｡よろしくね』
「……」
「焦凍！」
「……よろしく」ﾎﾞｿｯ
挨拶してくれた……(感動)
『よろしくね！』
「あっ、うん！」
あ！感動のあまりつい、手を握ってしまった。
昔から、表情筋が働かなかったから、行動に表していたけど、これはやり過ぎた。
とりあえず、そーっと手を離そうとしたがなぜか逆にぎゅーっと握られてしまった。
まぁ可愛いからいっか。
なんとなくそのまま歩いていると焦凍くんが話しかけてきた。
「ヒーローだれがすき？」
『……ヒーロー』
ヒーローってどれくらいいるのだろう？
どんな人がいるのだろう？
『ごめん。ヒーローあんまり知らない』
「そっか。なら、ぼくがおしえてあげる！」
『本当？』
「うん！ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます」
『針千本は危険だよ！！？』
「ゆびきった！」
『ええー！？』
「それじゃ、ぼくのへやにいこう！」
そう言って焦凍くんは私を思いっきり引っ張っていった。
この姿を３人が微笑ましく見ていたことをAは気がつかなかった。
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小雪(プロフ) - 碧佳さん。ありがとうございます！今のところ幼少期が終わったら設定をのせる予定です。 (2020年2月9日 16時) (
レス) id: d2a4995c6e (このIDを非表示/違反報告)
碧佳 - 小雪さん» あの、設定があるなら欲しいです。夢主ちゃんの容姿とかを説明していただけると嬉しいです。更新頑張ってくださいね！ (2020年2月9日 15時) (レス) id: f33055e332 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - イマツギさん。ありがとうございます！更新できるようにがんばります！ (2020年1月19日 21時) (レス) id: d2a4995c6e (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 早く続きが見たいですね！更新頑張ってください！ (2020年1月19日 19時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - ベルさん。ありがとうございます！がんばります！ (2020年1月14日 20時) (レス) id: d2a4995c6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有紫亜 | 作成日時：2020年1月13日 9時
