12話 ページ13
「透でいいよぉ、Aちゃん！ 私の個性は見て分かると思うけど透明人間！ 二人とも、私今回本気出してブーツも手袋もとっちゃうわ！！」
「え、あ、うん」
「...凄いな、本当に何処にいるか分からない。私の個性は化猫と部分的強パワー。耳が良いのと私も基本尻尾での戦闘。...跳躍力もあるけどこの建物では意味なさそう」
「Aさんの個性強そうだね...」
なるほど、いいチームだ。近距離戦闘を得意分野とする尾白くんに、見えないところから突然奇襲をかけれる透ちゃん。これなら勝てる、そう確信した。相手は確か氷を使う人と何かガタイのいい人だったな、と考える。詳しいことは分からないから戦闘中に色々探らなければ。
「そろそろ時間だね！ とりあえず私はこっそりヒーロー探しながら奇襲って感じでいいかな！？」
「うん、それでいい。尾白君はここで核を守ってて。近距離の戦いは強そうだから」
「あぁ、分かったよ！ Aさんはどうするんだ？」
「.....私も気配消しながら相手の位置を探りに出る。まぁ聴覚はいい方だけど飛び抜けてる訳でもないから正確な位置は分からないけど。とりあえず何か分かり次第お互い連絡ってことで。」
コクリと頷き合い、オールマイトの第2戦スタートの声が聞こえて素早く部屋を出た。ジェスチャーで恐らく近くにいる透ちゃんに私はこっち、貴方はそっちからお願いと合図をし、とりあえず進んでみる。早速壁に耳を当てて相手の位置を図ろうと試みるが、聞こえたのは思っていたような音ではなかった。
(＿＿何この音......氷？...早い！)
「二人とも！！氷が来る、避けて！！」
ハッとして直ぐに無線で2人に連絡を取る。まさか考えもしなかった。建物を全て氷で凍らすなんて作戦は。言葉を発してる途中にも凄い勢いで凍っていく地面を蹴って足元まで迫ってきた氷を飛んで避ける。何て大胆な攻撃だ。確かに時間もかけず核も危険に晒さずに相手の動きを完全に封じる、考えてみればベストな選択だった。
「っ、ごめん...！ 反応出来なかった！ く、っ凍らされた...！」
「痛たたたたっ、足が！！」
「っ...わかった。大丈夫、少しの間我慢してて」
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まいちゃお(プロフ) - 小動物もふり隊さん» ご指摘ありがとうございます！ すみません直しました！ (2020年3月7日 18時) (
レス) id: 082892335f (このIDを非表示/違反報告)
小動物もふり隊 - １８話 復讐が復習になってますよ (2020年3月6日 15時) (レス) id: 38d491ffad (このIDを非表示/違反報告)
まいちゃお(プロフ) - Lilyさん» デリバリーガールwww本当ですねすみません、すぐ直します笑 そんなに楽しみにしてくださって貰うなんて凄く嬉しいです！！ありがとうございます！ (2019年7月30日 1時) (レス) id: 082892335f (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - 続きが気になって更新されたらすぐに読んでいます！頑張ってください！あとですね、リカバリーガールがデリバリーガールになってますよ。 (2019年7月30日 1時) (レス) id: 3d5bc7771c (このIDを非表示/違反報告)
まいちゃお(プロフ) - めだまやき。さん» ぁあああコメントありがとうございます！！！超絶嬉しいです！！頑張ります！ (2019年7月18日 23時) (レス) id: 082892335f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいちゃお | 作成日時：2019年5月23日 2時
