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青「大人げないなぁ〜」
ちょろちょろと勢いを弱くしたシャワーを、亮の頭の上からかけ続ける
黄「どっちがよ！『送ってこか？』とか、意味わからんし！」
青「だって…、なんか口から出たんやし」
今度は俺が拗ねて俯くと
黄「そんな口やったら塞いどいたるし」
あ、ヤバっ///
後頭部捕まえられて引き寄せられる前に、顔めがけて再び放水！
黄「ぶっわっ！だっ、だから、それ、やめてって！しぬ、しぬー！！」
青「…もう///油断も隙もあったもんやない」
黄「…てか、章ちゃん、水止めて」
見れば若干震えている亮。その肩に手を置くと、
青「冷た！」
黄「うわっ！もう触らんで！///」
青黄「「………///」」
湯船の中と外で縁を境に見つめあったら、お互いに濡れた髪なんかが目に付いて、「ココ風呂場やねんな」って当たり前のことを再確認してしまって、途端に恥ずかしくなってきた///
青「ちょ、ちょっと触っただけやのに、びっくりせんでよ。ほんまビビりやな！///」
黄「だ、だって、章ちゃんがアホやねんもん///」
青「はあ？」
黄「そもそも風呂入れとか何？(涙)///」
青「んー、だって、亮の事考えてたら、わからんようになって…、でもそれやったら、前に決めた通り亮本人に聞こうと思って…、」
モヤモヤしたもんを吐き出すためにつとつとと本音を喋ってたら、
青「…ふわぁ！！」
亮の腕が伸びてきて抱きしめられた
黄「章ちゃん…///」
お互いの肩に顔を乗せてるからほっぺが当たる部分だけがあったかい。けど、後ろに回された亮の腕は冷たくって、不思議な感覚
のぼせてるのか、さめてるのか…
ぼんやりしながらも追い炊きボタンをプッシュ。このままやったら亮風邪ひいてまう
黄「…うわ、あったかいん流れてきた///」
耳元で嬉しそうに囁くから、こっちまであったかくなる///
ああ…///
青「癒される///」
黄「……///」
ピトッと肌が触れる部分からどんどん優しい気持ちが流れ込んでくるみたい
青「亮…」
気持ちを抑えられず軽く口を開けてペロッとあっかんべぇ
すると、
黄「章ちゃん！///」
パクッパクッと貪るように食べられるわけで…//
青「……っふ、…はぁ、んー、///」
…ふふ、これじゃ、猫じゃなくて「待て」って言われてずっと我慢してた子犬みたいやね？亮///
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年9月29日 0時
