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「おはようございま〜す。ありがとうございまーす(汗)」
「すいませんね、諸々」
「や、そんな、こちらこそ///あんなに大きなトラックが居たんじゃねぇ、そら入れないよねぇ、あはははは」
「…引越しみたいですね」
「え、そーなん？」
「珍しいですよね。人気のタワマンだからなかなか空かないのに。しかも相当上の方でしょ？」
「なんでわかるん？」
「あれだけのトラック呼びつけるって事は荷物があるって事ですからね。部屋が多くて広い間取りの上の方かなって」
「なるほど…」
上の方で、部屋が多くて広い、か…
「なぁ、その物件の間取りって手に入らん？」
「…まぁ、やれと言われりゃやりますけど、またなんで？」
「引っ越そうかな」
「同じマンションの違う部屋にですか？」
「そう」
「隣近所で何かありました？…それとも同じマンションに女囲うつもりですか」
「まさか！…景色が良くて、広いとかいいかなーって」
「それだけで？」
「うん♪」
「まー、とりあえず手に入れてみますけどね」
「ほんまかー！ありがとう♡」
そのやり取りがあった翌日の車中では、俺の手元に間取りが届いてて。
「敏腕マネージャー、ほんまに助かりますわ」
「どういましましてー」
で、どんな間取りかな〜
うわっ、
すげぇ…
「ちょ、俺、今日、もう帰ってもいい？」
「…ワケないでしょ(汗)」
「そーやよねぇ、あはははは(汗)」
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作者名：青菜はやと
| 作者ホームページ：
作成日時：2019年10月27日 21時
