おくらとあおいおべんとうやさん４（緑＊青）

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緑side



持ち帰って考えてみてもどうにもならんもんはどうにもならんで…頭の中がプチパニック！…何から片付けたらいいやら



「ねぇ、おくら？」



「うーん、、、？」



「会社でなんかあった？」



「うーん、、、、」



さっきからやすが話しかけてくれてるけど、相槌もままならん。チラッと見ると、あー、ほら思い詰めた顔してる。あかんあかんっせめて事情だけでも話さなって口を開けた瞬間



「俺、自転車屋さんのおっちゃんとえっ ちした」って…




「………Σえ？！」



「/////////」



正座して膝頭ぎゅっと握って真っ赤な顔して…、、今、何と言いました？じ、じてんしゃやさんのおっちゃんと？？は？え？



「ええー！！！？」



「…う、うそっ///」



「嘘？！うそってなに？てか、えっ？えっ ちて、いやいや、浮気？？」



「だから全部嘘って///ごめん…」



あ。やすの右目から粒になった涙が溢れた



「ごめん///…ごめんなさい。…仕事の事考えてるんやんな？邪魔したらあかんてわかってるのに、構って欲しくて…つい、」



「ついにしたかて言うて良いこととあかんことがあるって！///」



箸も茶碗も置いて、周りこんでやすをめいいっぱい抱きしめる



「…おくら///」



「やすに限ってそんなことないと思うけど、…ほんまなんもないな？///」



「ない///」



「はぁー、びっくりした///、、心臓止まるかと思った」



「ごめん///」



「俺こそごめん…。つらい思いさせてしもた」



「ううん//」



「ついでにもういっこ謝ってもいい？」



「…うん。…なに？」



「聞いた瞬間、いろんなこと想像してしもた///」



「もう！バカッ///」ポカッ！



いや、ほんまやし///俺、これから自転車屋さんの前、どんな顔して通ったらええんよ///

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