おくらとあおいおべんとうやさん３（緑＊青）

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お詣りを済ませて晴々とした気持ちでやすの実家に足を向ける。



歩き始めは来た時同様、自転車をひく俺の横に並んで「店にはそぐわんくらい賑やかな笹になったわ///」なんて声を弾ませてたのに、家の屋根が見えた頃からかな？急に喋るんをやめて、視界から消えて行った



緑「…やす？」



何歩か俺の方が先に進んでしもたから、呼び寄せようと振り返って名前を呼ぶ。と、スマホを見てる最中で



青「……どうせ……やと、思ってん」



緑「ん？」



青「だからっ！どうせ、こんなことやと思っててん！(涙)」



緑「ちょ、どうしたん大声出して(汗)」



青「もう、帰るっ！」



緑「コラコラコラコラ！」



マッハでチャリンコのスタンド掛けてから、追いかけて行ってやすの首根っこをキャッチ！



青「んぁ！…やめて、離して！///(涙)」



緑「何がなんやらわからんのに離されへんて。一体どうしたんよ？」



青「……///。…ごめん(涙)」



緑「俺も、ごめん。首痛かったよな」



青「…ううん、大丈夫」



緑「とにかく。もう、すぐそこなんやし、家まで行こうや」



青「…行ってもしゃーないけど。…立ち話もなんやし。…わかった///」



ずんずん先に行ってしまうんを自転車と共に追いかけて、家の前まで来ると



緑「あれ。…真っ暗」



門扉の電気すらついてない…



青「自転車、ガレージに止めといてな」



やすはそう言いながら、先に家の中に入って行った

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