wonderful×3 (vol.14) (ページ18)

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wonderful girl　～おもいで話～０ページ18

黒side

隣で寝てるひなのパジャマをめくって

黒「おはよーさん、おとんやでー。わかるかー？」

ナデナデ…

黒「なぁーて。朝やでぇー、おきてますかー？」

紫「…おきてへんー」

黒「ひなやのーて、赤ちゃんに聞いてるんやし」

紫「…だから、寝てるて。…動いてないし」

黒「えー、つまらん。おーい、おーい」

ポンポンポンッ！

紫「んーー！もーーーー！！せっかく寝てるのにわざわざ起こすなっ、安眠妨害すんなー！」

黒「せやかて…コミニケーション取りたい(涙)」

紫「アンタええがな。気ぃ向いた時だけかまったらええんやから。こっちの身にもなってみ？日に日に出てくる腹抱えて寝返りもままならんし、やっとのことでウトウトしだしたらご機嫌さんに蹴ってくるし」

黒「元気な証拠やん！」

紫「元気過ぎや！…なぁ、頼むし、もうちょっと寝かせて。…寝不足で死にそうや」

黒「…死んだら困るし、わかった。どうせ今日は検診で休みなんやろ？ゆっくり寝とき。俺テキトーに飯食って行くわ」

紫「そらすまんこって」

黒「あ、せや。今日やっけ？性別聞くん」

紫「…そーやで」

黒「前から言うてるけど、絶対俺に言わんとってな！
生まれてくるまで楽しみにしたいから！」

紫「へーへー」

黒「またテキトーに返事して！ほんまの絶対に言わんでや！てか、ひなも聞くんやめたらええねん！」

紫「なんでや。聞かな困るがな」

黒「…なにを困ることがある？」

紫「そんなもん男か女かわからんで買い物してたらお金も時間もかかるし。名前かてどっちかに集中して考える方が効率ええやろ」

黒「…現実的やな(汗)俺は「男の子やったら」「女の子やったら」って夢見てる方が楽しいと思うけどな//」

紫「はいはい、そーですか。…もうわかったから、早よ行って」

黒「…冷たいわぁ。ほなな、おとんお仕事行ってくるな」

チュッ//

紫「ンガー！もー、、暑苦しいっ！キッスすんな！どつくぞ！(怒)」ポカッ！

黒「もうどついてるし！！(涙)」

紫「…もう一発いっとくか？」ギロリ

黒「ひー！すんませんっ、行ってきまーす(汗)」