くらさんとやすくん５ (ページ37)

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イキヌキページ37

青side

728の日。

「やす、今、ひまー？スマホ(それ)、別の仕事？」

この声はおーくら。振り返るとやっぱりそうで、

「ううん。見てただけやし、通しリハまで何もないから暇やで。てか、なんでタオルケットマントにしてるん？寒いんか？体調よーないん？…おーくらまさかっ、またやった？！(汗)」

「またて…ヤなこと言うな(拗)安心して。どっこも悪ないからっ」

「あー、ごめん。気に障ること言うて(汗)」ポリポリ

「別にええよ。…これな、人間てるてる坊主やねんww」

「なんやそれ？！」

「…ちゅーのは嘘やけどな」

「もーえーわ。で、何？なんか業務連絡？」

「ううん、散歩でもどーかなーて。」

「俺と？」

「？？…なんで？」

「や、ジュニアの子ら、おーくらにかまって欲しいやないの？…ほら」

こっちの様子窺ってる子が、ひとり、ふたり…

「…そのジュニアからいっとき逃れたいん」

「あーなるほどな(苦笑)」

そのマントは隠れ蓑なんやね。…なんの役にも立ってないけど

「よし、じゃー、お供しますか♪」

太陽の塔から離れて。さて、どっちに向かうかな