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Sweet Blues(ノンリアル) ページ20

緑side



緑「あ」



青「あ…」



思いがけず再開したのは昔付き合ってたツレ。っていうか、その当時は「このまま結婚するんやろな〜」と思いこんでた相手で



緑「…久しぶり…えっと…十年ぶりくらいかな?」



青「…たぶん。それくらいかな?…ほんま、久しぶり。…元気にしてたん?」



緑「うん。俺はすこぶる元気」



青「ははっww。…そか。そーやったんや///」



緑「あ、えっと…そっちは?…元気?」



言ってから、ココが病院の駐車場な事に気付き、慌てて「元気やないから病院来てるんやんな///」なんて照れ笑い(汗)



青「僕は元気やよ。…けど、お母さんの調子が良くなくて、連れて来た帰りやねん」



緑「え、おばちゃんが?どっか悪いん?」



あの明るくて朗らかなおばちゃんが病気?!となると、少なからずヤキモキするわけで…。けど「ううん。特には」て応えに安堵して「そーなんや。それは…良かった//」て胸を撫で下ろす。



青「ふふ。心配してくれてありがとう///…でも、歳取ったせいかな?最近病気がちで…せっかくやし一泊して精密検査しようってなってん」



ああ。それで今はひとりなんやね



青「…ま、これで、どこも悪無いってわかれば気分も晴れるやろうし」



緑「うん。そやね。病は気からって言うし、いい機会になって良かったんとちゃう?!」



青「うん」



緑「………、、、」



青「………、、///」



あ、えっと。



どうしよう。何か喋らな…、このままバイバイなんて寂しすぎる。



緑「あのっ…この後って用事ある?」



青「…え///」



緑「ほ、ほら!…昔っから、ひとりやと『面倒くさい』って言ってお腹が減っててもそのままなんも食べんで寝てもうてたやん?だから、今日もおばちゃんが居らんのやったら、晩飯食べへんのとちゃうかなー?って。…だから、俺と、、



青「…クスクスクスッ///」



緑「あ!///……ごめん///。俺ばっかりベラベラ喋って(汗)もう昔とはちゃうしな、…ご飯食べる相手ぐらい居るよな」



青「ええよww」



緑「…え?」



青「ご飯、一緒に食べよ。…てか、食べて?じゃないと、このままなんも食べんで寝てまうから//」



緑「やす…///」








あ、



さっきまで恥ずかしくて言い出せなかった名前がスルッと出てきた…///

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作者名:青菜はやと | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年7月15日 19時

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