20. いつか彼の腕で ページ3
柚「首位打者と最高出塁率者とゴールデングラブの3つですよ!坂本さん!」
『……ご、?』
柚「(この人マジか…彼氏が国内トップクラスのプレイヤーなのにここまで無知とはマジか…)」
なんだかよく分からないけど、勇人がすごい賞を獲ったらしい、ということは理解した。すごいなあ、アカデミー賞みたいなものかな??
柚「とにかく凄いことなんですよ。遊撃手で首位打者なんて、本当に簡単に獲れるものじゃないんですから!」
野球オタクの柚ちゃんは、私よりも遥かに野球選手の勇人に詳しい。まあ、なんか有料の試合観れるやつ?みたいなのにも入ってるくらいだから、当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
『それ表彰式とかあるん?』
柚「ありますよ!」
『へ〜…』
やっぱ凄い賞なんだ。あとでちゃんグーグルで調べよ。
スタッフ「Aさーん!撮影再開します!」
『はーい、行きまーす』
プレゼントとか、あげてみるべき??
.
.
.
星野「へえ〜プレゼントねぇ」
『そう、あげようかなって。喜ぶかな?』
星「喜ぶに決まってるでしょ!プレゼント貰って嫌な男なんていないよ〜」
『そっか、そうなるとな〜…なにあげるかが問題なんだよ〜』
噂の彼氏さんが、タイトルを獲ったそうで、なにかプレゼントをあげたいと悩むAちゃん。可愛いなあ、悩む姿もシンプルに可愛い。
ドラマで共演中で役柄上、一緒にいる時間が長いことでなんだかもう妹のような存在になりつつあるAちゃん。よし、ここは星野源様が一肌脱いでやろうではないか!
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作者名:ハナ | 作成日時:2018年9月19日 23時