指に触れる愛が、

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『はじめまして、AAです』
菅「菅野です」
小「小林です」
『ノーバンでストライク目指して頑張るのでご指導よろしくお願いします』
スガコバ「おおお…(本物だ…！)」
『(笑)』



可愛い…テレビで見るより細くて顔ちっちゃくて足めっちゃ長くてスタイル良い…なんかもう発光してる…透明感が異常

これはファンじゃなくてもこんな至近距離で笑顔見たらファンになるわ



菅「じゃあ、えっと、最初にじゃあ、投げてもらって…」
『はい』
菅「あそこにいる小林に向かって…」
小「(手ふりふり)」
『いきまーす！…ふう、』


“スパンッ！”


菅「…これ…指導いります？(笑)」
「「(笑)」」



上手すぎて思わず笑ってしまう。フォームも綺麗だし、球速も出てるし、ストライク狙えてるし、問題ないんじゃ？(笑)

そこからメディアも入ってるから、一応やろうということで少しアドバイスをして5球くらい投げてもらったらもう完璧だったので投球練習は終了することに。



『試合前にありがとうございました』
菅「いえ…上手でした」
小「(頷く)」
菅「始球式もこの調子で」
『がんばります…』

スタッフ「撮影ここまででおねがいしまーす」
(カメラ止まる)



スタッフから指示が出てメディアの皆さんカメラを下ろす。ふう、緊張した。ここで変なことやったら全国のAちゃんファンにブチ殺される。



スタッフ「実は三人同い年って知ってました？」
『え？89年ですか？』
スガコバ「そうです」
『え、ご存知でしたか？』
スガコバ「そりゃもちろん」
『…なんでそんな声ピッタリ(笑)』
「「(笑)」」



和やかに談笑してるけど、これ、めっちゃ凄いことじゃない？あのAAと世間話…誠司なんて顔ユルっユル(笑)



スタッフ「菅野さんと小林さんそろそろ…」
菅「あ、はい」
『本番もよろしくお願いします』
小「任せてください」



試合準備のために呼ばれ、Aちゃんと別れる。



小「いや…まじ可愛い…」
菅「誠司緊張しすぎ(笑)」
小「やってあのAAやぞ！(笑)」



そんな会話をしながらロッカーに向かう。
はあ〜試合前の癒しになった…今日は調子出るわ…って俺今日出ないんだった。

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