6 ページ6
土曜日、轟はAの家にお邪魔していた。
｢ほんとに良かったのか？｣
｢いいのいいの、逆に、私の家でも良かったかな？焦凍の家と比べたらだいぶ小さいからね｣
へへっとAは笑ってお菓子やお茶の準備をする。
Aの親は土日家におらず、Aは轟を家に招いたのだった。
｢焦凍が来るから、昨日片付け頑張ったんだ｣
2人でAの部屋に入り、Aはテーブルにお茶を置く。
置き終わると、すぐ轟はAを抱き寄せた。
｢わっ、えっ、えっ、？｣
突然のバックハグにAは混乱する。
轟がこうして積極的にくっつくこと自体が珍しく、戸惑っていた。
｢焦凍、、？……っんぅっ｣
回転させられたと思いきや、今度は突然唇を合わせてきた。
唇を離したと思えばまた別の角度からキスをされる。息を吸おうと口を開けた途端、轟の舌が口の中に入り込んできた。
｢んぁ…ふっ…んんっ｣
しばらくしてやっと口が離された。
お互い、息が上がり、肩がじょうげしていた。
｢悪ぃ……A、急に｣
｢はぁ…はぁ…ど、したの。しょーと｣
明らかにいつもと様子が違う。
いきなりこんなことをされたのは初めてだ。
轟は、Aを優しく抱きしめる。
｢……爆豪｣
｢？？爆豪？｣
｢中学同じだったのは知ってたけど、あんなに仲良いとは思ってなかった｣
｢もしかして…嫉妬したの？爆豪に｣
ピクっと轟の肩が揺れ、Aは笑う。
｢暴言吐きまくりだし、嫉妬するとこあったかなあ……でも、そう思わせてたんだよね、ごめんね。私は、どうしたらいいかな｣
｢……どうしようもない事は分かってる。だから、、たまにでいいから、こうさせてくれ｣
轟は、Aの背中に回している腕の力を少し強めた。
Aもそれに応えるように抱き返す。
｢A、、好きだ｣
｢っ……私も｣
再び、2人の唇は重なった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちぇな(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！ (2020年3月22日 9時) (
レス) id: 339945d703 (このIDを非表示/違反報告)
かずは(プロフ) - かっこいい2人の小説でとっても楽しみに読んでます！ それと、夢主設定で、女の子作ってたじゃないですか、そのアプリなんて言うアプリを使っているんですか（具体的に）？よければ教えてください！！これからも楽しみにしています！ (2020年3月4日 14時) (レス) id: e2db7e070d (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - スッゴク好きです(*´∀`)♪イケメン二人の夢小説きたｧｧｧ！！！って叫んでおりました(゜∀。) (2020年3月2日 8時) (レス) id: b2b337d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - 青い夕日さん» コメントありがとうございます！あるある要素これからもっと入れられるように頑張ります。 (2020年3月1日 21時) (レス) id: 132c2747c4 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - タイトルが面白い。好きな子には意地悪してしまうのは男子のあるあるですよねぇ。爆豪がそういう系って想像するのわかります。更新頑張ってください！ (2020年3月1日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：晴香 | 作成日時：2020年2月16日 16時
