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腹が立つ、どうしようもなく。
しゃしゃって来るクソデクはとにかく、
｢A、今週の週末どっか行かねーか｣
｢え、行く！！焦凍から誘ってくるなんて珍しい！｣
｢…2人で会うなら、今のうちだろ｣
｢おふたりさん、仲いいんやなぁ！｣
｢もしかして、デきてる感じなの？！｣
｢そういえば2人同じ中学だよね！2人とも推薦だったし！｣
これだ。
中学時代、Aのことが気になって事ある毎に突っかかって後悔していた。
だから、Aが志望してた高校に入ってやり直そうと考えていた、が。
むかつくが容姿運動神経学力全てにおいて優れてるやつが掻っ攫っていった。出会ったのも好きになったのも俺が先なのに。
｢えっへへぇ、楽しみだなあ｣
そんな顔、2年間1度も俺には見せたこと無かったのに。
｢だらしねぇ顔、キメェ｣
むかつく。
｢またそーいうこと言うー！爆豪には恋心とか乙女心というものが分からんのかねぇ｣
｢乙女とかどこにも見当たらねぇなぁ、ああ？｣
｢そんだけ煽りレベル高くて煽り耐性ないの何なの？攻撃力しかない感じ？｣
でも、突っかかればこいつは俺を見て言い返してくる。
言い争ってるその時だけ、Aの目に俺が映る。
｢うるせーよクソチビブス｣
だから思ってもないようなことを口に出してしまう。
｢ほんと、変わってない｣
俺の口から出る暴言罵倒に慣れているのか、Aはフッと余裕そうに笑う。
｢？？？Aは可愛いぞ？｣
｢……焦凍、爆豪はこれが通常運転なの。あと恥ずかしいから｣
横から半分野郎が入り込んでくると、Aの表情は全く違うものになる。
頬を赤らめ、大きな目を柔らかく細める。
また、俺の知らない顔。
｢……A｣
｢ん？｣
こっちを見たAの頬にスっと手を伸ばし、柔らかい頬に触れる。
｢……は？｣
半分野郎が素っ頓狂な声を出し、目を見開く。
｢え、え？爆豪？｣
｢ゴミついてた、だらしねーの｣
｢えっ、あ、あ、ありがとう……｣
Aにバレないよう、半分野郎をじっと見る。
相手もこっちの方をじっと見ていた。
｢……｣
お互い、鋭い視線を相手に送る。
｢……ゴミなんてどこでついたの｣
そんな中、Aは何も気づかずにボソッと呟いた。
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ちぇな(プロフ) - 更新頑張ってください！待ってます！ (2020年3月22日 9時) (
レス) id: 339945d703 (このIDを非表示/違反報告)
かずは(プロフ) - かっこいい2人の小説でとっても楽しみに読んでます！ それと、夢主設定で、女の子作ってたじゃないですか、そのアプリなんて言うアプリを使っているんですか（具体的に）？よければ教えてください！！これからも楽しみにしています！ (2020年3月4日 14時) (レス) id: e2db7e070d (このIDを非表示/違反報告)
和乃佳 - スッゴク好きです(*´∀`)♪イケメン二人の夢小説きたｧｧｧ！！！って叫んでおりました(゜∀。) (2020年3月2日 8時) (レス) id: b2b337d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - 青い夕日さん» コメントありがとうございます！あるある要素これからもっと入れられるように頑張ります。 (2020年3月1日 21時) (レス) id: 132c2747c4 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - タイトルが面白い。好きな子には意地悪してしまうのは男子のあるあるですよねぇ。爆豪がそういう系って想像するのわかります。更新頑張ってください！ (2020年3月1日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴香 | 作成日時：2020年2月16日 16時
