マフィア組織に拾われました。

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叶「虹野さん、こっち」


「は、はいっ」



葛葉さん達を見送って、叶さん達と走り出した。



すると、長い廊下が見えた。




叶「そういえば虹野さん、自分の身体能力の自信は？」



「えっと、器用でないけど、体力は人並み以上にあると思います」



叶「うん、元気で頼もしいね」



「そのおかげでご飯3日食べてなくても、この通り元気です！」



叶「、、、後でご飯食べようか」



「いいんですか！？」




久しぶりのご飯だ泣




っていうか、




「今ってどこに向かってるんですか？」




叶「セキュリティルームってところ、」




ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ！ﾊﾞﾘｨﾝ！！




「またなんか割れてる！？」



叶「そっちも来てるか、、、甲斐田！」



甲斐田「えっ？僕？？」



叶「女の子もいるんだから、ちゃんと護衛してね」



甲斐田「分かった分かった！やりますよもう！」




甲斐田と呼ばれた人は銃を構えて後ろから来る敵を倒していた。



あんな嫌がってたのに、めっちゃ倒してない？




曲がり角を曲がるころには、もう敵の銃声はしなかった。




甲斐田「はぁ、オーケーです」



「すっごい！へなちょこだと思ってたのに、すごいです！」



甲斐田「へなちょこは余計じゃない！？」




叶「ほら、ここだよ」




叶さんがパスワードを打つと、扉が回って開いた。




「えぇ〜！めっちゃ近未来的だ〜！」



叶「でしょ？お気に入りなんだよね〜」




中に入ると、そこにはたくさんのモニターや電子機器が並んでいた。




叶「弦月くん、イブちゃんお願い」



イブラヒム「りょーかい」




弦月「全ての入口出口塞ぎました、相手の身元確認開始します」




イブラヒム「マップと現在地表示、叶さん見えてる？」




叶「ばっちりだよ」





モニターには、葛葉さん達が戦っている姿が写っていた。

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