赤髪くんは私のヒーロー3

役に立ちたかった ページ16

『…似合ってる…女の子やめたくなる』

「それ嬉しくないからね！？」

「本当にAちゃんも行くの？危なくない？」

『…私も女の子…だから…』

「そーだけどさ」

『…カルマくん…私…強い…もう1人でも…立てる。私も…誰かの…役に…立ちたいから…』

「…わかった…でも本当に気をつけてね？」

『うん、約束する』

中へ潜り込む

お酒やタバコ臭い

正直苦手な臭い

そして入ってすぐ渚くんは連れてかれた

なので渚くんを迎えに行ってたら

「ねぇ」

肩をぽんと叩かれて

『誰？』

「はじめまして、向こうで飲まない？」

ヤバイ人ばかりだと思ってたら

真面目そうな人もいるんだ

そうじゃなくて

断らなきゃ

私は首を横に振ると

「少しだけでいいから」

『…私……みんな…と…来てる…から…』

「俺から言っておくからいいじゃん。ちょっとくらい話そうよ」

『ヤダ…私…みんなの…ところ…』

腕を掴まれて逃げれない

みんな他の事で私のこと気付いてない

どうやって逃げよう

すると

「離してもらえる？この娘俺のなんだよね』

「なんだよ、お前」

「彼氏的な？まぁいいから離してくれるよね？」

「チッ」

どこかに行ってしまった

『…ありが…とう…』

「本当に危ないんだから…ほら、早く行くよ」

『うんっ』

カルマくん…気付いてくれてありがとう

かっこよかったです

私…全く役に立たなかったな

話が頭に入らない→←楽しそうなカルマくん

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