赤司征十郎の気になる人は桃井の友達

⚪︎２９話 ページ30

赤「Aはもし勝ったら俺になんてお願いするつもりだったんだい？」





「えっ//

　いいよ、私の意見なんか…//

　征十郎が決めなよ！」





赤「そんな顔を赤くしてどうした？

　ますます気になったよ、A聞かせて？」





そう言って征十郎は私の顔を覗き込んできた。




言い逃れができないと思い心臓バクバクで小さい声で…





「キス…//

　お願いしようかなって…思ってた…//」




そう言った瞬間征十郎はびっくりした顔をしたけどまた意地悪そうな顔をして…





赤「じゃあAからキスしてよ。」





「え、無理だよ！

　したことないんだもん…//」




そう言って下を向いていると、征十郎は手で私の顎を上げて…



キスをした。






「…//！」



びっくりして征十郎を見ると征十郎も顔を真っ赤にしていた。





赤「ちなみに俺もはじめてだよ//

　今度はAがしてくれよ。」
















「はい…//」





その日は2人とも照れくさくてまともに会話ができなかった。

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