No.46 100階クラス ページ47
しばらく待っていると、先にズシとキルアが呼ばれた。そんなキルアはズシに「次があるって」と励ましの言葉を入れる。果たして励ましなのだろうか?もはや煽りだな
最後に、キルアは私の方に振り返り、グッドサインをしながらウィンクれたので、私はバッドサインをしてウイング向けてみたら、ムスッとしたような顔をしながら、グッドサインをしていた手の方で首を横にスパッ!!っと切り、"「後で覚えとけよ」"というアイコンタクトをされてしまった
あ、また腰が死ぬなあ
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試合が終わり、60階ロビーでゴンと共にキルアを待って15分後くらいにキルアが現れた。いざキルアの元へ近づいてみると、またもやキルアに肩を組まれ、空いている左手で私の頭をグリグリと痛めつける
「テメェ、オレに向けてバッドサインしたな!」
「ごめん、ちょっとした遊び心だよ...」
「アハハ...キルア、遅かったね」
呆れながら助け舟をしてくれたゴンに、私は心の中で感謝をする。キルアは、ゴンの言葉で頭をグリグリとはしなくなったのだが、肩は組まされたままだ。
「ちょっと手こずっちまった」
「結構強かったんだ」
「いや、全然。素質はあるよ、あいつは強くなる。でも、今はまだオレから観れば隙だらけだったし、パンチも鈍い。殴りたい放題だったよ
なのに倒せなかった。それに、アイツが構えた途端、兄貴と同じ嫌な感じがした」
冷や汗を流しながら言うキルアに、ゴンもゴクリと唾を飲んでしまう。キルアでも1発で倒せなかった身体...、いや常人ならそんな受け身だけで意識を失わずに済むのはありえない
もしかしたら、この世界には私達が知らない特別な能力があったりでもするのか?
アニメの世界じゃないんだし、ありえない...とは思うけど...
キルアは、試合中ズシの使っていたであろう"レン"を知るために、最上階を目指すことを決意した。ゴンも同意はしていたのだろうけど、ゴンのことだ。最初から最上階を目指す予定だったのだろう
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「やったー!!個室だ!!!!」
無事に100階クラスへと上り詰めた私達は、個室を貰うことになった。ゴンは、自分の個室を貰えたことに喜びを感じ、ピョンピョンとベッドの上で跳ね上がっている。
そんなゴンに、キルアは100階クラスのことについて詳しく話し始めた。私は全然聞いていなかったが、自分の聞こえた限りでは、100階以上に残ることと90階から100階へ行くことは違うとか何とか言っていた
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みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます! (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、!更新、めちゃくちゃ頑張ります!!!٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、! 更新頑張ってください! (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロンソーダ | 作成日時:2022年10月24日 19時