No.44 ？？？�� ページ45
｢＿＿＿＿姉さん！！｣
｢...｣
1人の少年が、木の上でスヤスヤと心地よく寝ている少女を呼びかける。少女は、少年の声でふと目が覚めたあとに木から飛び降り、少年の方へとトボトボと気楽にあくびをしながら近づいた
｢なあに？"レイス"。｣
｢エッへへ！姉さんを見つけたから起こしちゃった！｣
少し照れくさそうに言う自身の弟の前に、少女の中での幸福度が上がる。ポンポンと優しく頭を叩いてから、少年に向けてニコニコと優しい笑みを向けながら｢そう｣と少年の言葉を待つ
｢サッカーしようよ！！｣
｢いいよ。じゃあ、いつものところへ行こうか｣
｢やった！｣
ウキウキとしながら上機嫌に道を歩く少年に少女は自然と顔に笑みが溢れていた。
｢僕ね、将来 ハンターっていうのになるんだ！｣
｢ハンター？｣
｢うん。それでねそれでね、姉さんに楽な生活を送らせる為に、いっぱいお金を稼ぐんだ！
姉さんの為なら、僕は
｢そっか｣
希望溢れた夢を語る少年に、少女は今にでも溢れ返りそうな涙をグッと堪え、自分の頭に被っている軍帽の先っぽを人差し指と及びで摘み、ギュッと深く被る
｢アハハ、姉さん。それじゃあ前が見えないよ｣
｢大丈夫だよ。転んだりはしない｣
｢...姉さん、次はいつ帰ってくるの？｣
寂しげな表情をする少年の姿に、少女は少しだけ目を見開いてからまた微笑みを向け、少年と視線を合わせるようにしゃがみこんでから涙が出そうな弟の両手を優しく自分の両手で包み込みながら口を開いた
｢すぐ生きて帰ってくるよ。｣
｢...うん！姉さんは強いもんね！！僕、ずっと待ってるから！
僕、もっともっと大きくなったら、姉さんの為にハンター試験を受けに行くよ！僕がハンターになったら、姉さんと旅に出るんだ！
ずっと一緒に、色々なところを見ようよ！｣
｢うん。そうだね｣
｢...。やっぱ鬼ごっこにする！はい、タッチ！｣
自分の手に取っていたボールを投げ捨て、少年は自分の姉である少女にタッチをしてからキャッキャと少女から走り逃げる。そんな弟に1人の少女は心の中で愛おしく感じながらも、逃げている弟を追いかけた
＿＿後に2人のどちらかが最悪な目に合うとは知らずに
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みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (
レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます！ (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、！更新、めちゃくちゃ頑張ります！！！٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、！ 更新頑張ってください！ (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年10月24日 19時
