No.29 素直 ページ30
｢今日。なんで構ってくれねーの…オレ、なんかした？｣
シュンとした顔でキルアは私にそう質問をする。｢イタズラ心｣なんて言ったら殺されそうなので、私はキルアに、｢4時間交代なのにキルアはずっと私を寝かせて自分だけ無理してたから、ちょっと怒ったんだ｣と半分本心の言葉を伝えてみたら、更に機嫌が悪くなった
え？やっぱり、ドッキリでした〜、的なの言った方が良かった？と自分の中で焦りを感じたその時、キルアは口を開いた
｢彼氏が彼女を守るのは当然だろ。｣
『…ごめん』
トントンとキルアの背中を優しく叩きながらキルアに謝罪をする。しかし、私が謝り続ける度にキルアは｢無理｣と呟く。すると、突然 キルアは私の首筋に埋めていた顔を上げ、鋭い目付きで私を睨みながらも、口を開けた
｢許してやんねー。構ってくれねーなら無理にでも構ってもらう｣
そう言うと、キルアは私にキスをしようとしているのか、顔を近づける。今のキルアだとそれ以上のことをしそうと危険を察知した私は、すぐさまキルアにガバッと抱き着いて、キルアを押し倒した
フゥ。と一旦安心して、視線を下にやってみると、ニマニマと若干頬を染めながらも、猫のような表情をしているキルアが私の視線の先にいた
｢ナニ？Aがわざわざオレを抱いてくれるの？｣
はっきりいって、コイツはドSなのかドMなのかよく分からない。普段は自分から私に攻撃しかけてきてるのに、こーゆー時は照れながらも自分が"受け"になることをあっさりと受け入れるという。…なんか、ダジャレみたいだな…
『キルアは抱かれたいの？ドMなの？』
｢半分正解。オレはお前なら受けに回ってもいいってことだよ、｣
『…抱かれるのがいいか抱きたいのがいいかは知らないけど、約束の内容では、"ハンター試験に合格したら"だからね。
その後は別に好きにしていいよ…』
｢おまっ…！！？｣
キルアの顔全体が真っ赤に染まる。いけない事をしてしまった…。これだと、手加減してくれなくなる。
私は少しだけ赤くなっている顔をキルアに隠すようにキルアに背中を向ける。数分後、突然 トンと肩の上に手を置かれたので、振り返ってみると、まだ顔を真っ赤にしているキルアは顔を俯かせ、口をパクパクと開け閉めさせながらにも、私に向かって今にでも消えそうな声を出した
｢その、…お前がそう言ったんだから、どんなに激しくても文句…言うナヨ…｣
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みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (
レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます！ (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、！更新、めちゃくちゃ頑張ります！！！٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、！ 更新頑張ってください！ (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年10月24日 19時
