告白 ページ26
『ゴーン』
｢…！A、キルアは？｣
『今は食料調達してる。ゴンは何してるの？』
｢…うーん。何してたんだっけ……｣
何か可笑しい。いつもなら人からの頼み事や、自分のやるべきことを忘れないゴンが忘れるだなんて滅多にない。
私はゴンが座っている丸太の上に座り、どこか悲しそうな表情をしているゴンを見つめる。なんて声をかけるべきか分からない…と頭の中を回転させていると、｢A｣と私の名前を呼んでゴンから私に話しかけてくれた
『どうしたの？』
｢…キルアのこと、好き？｣
『好きだけど…今日、なんかおかしいよ。ゴン』
｢え？｣
『凄い悲しそうな顔をしてる。悩んでるから、話して欲しいな』
｢…全部、Aのせいだよ｣
『え？』
私、ゴンに何かしたかな？無神経なこと言っちゃってたり？
私はゴンとの会話の中で無神経だった発言を過去の中でひたすらに探す。しかし、どこも無神経な事は言ってはいない…というか、最近あまり話していないような…と、頭を悩ませていると、突然、ゴンは私の頬を両手で掴み、グイッと少しだけゴンとの顔の距離が近づく
｢オレ、Aのことが好きだった。ハンター試験の時から。｣
『……』
思考停止。
好き？？
隙…？？好き？スキ…すき……
"Aのことが好き。ハンター試験の時から"
友情 ✕
恋愛〇
『…え？』
｢やっぱり気づいてなかった。オレ、ずっとアプローチしてたのに、
…でも、もうダメだよね？｣
『…ごっっっめん！！』
｢え？｣
私はゴンに向かって土下座をする。ゴンは、｢別にいいよ！｣とアタフタ焦りながら私に土下座をやめさせようとする。
しかし、私は土下座をやめない
ホントに申し訳ない…。キルアの時もそうだったけど、まさかゴンまでとか思わなかった。まじで。本当に
『ゴメンなんだけど、ゴンの気持ちには答えられない。"今は"だけど』
｢…？｣
『キルアが許さないかもだけど、恋心ってそう簡単には揺るがないものだし…』
現に私がそうだった…。初恋のベラフが死んだ時、マジで泣いた。最悪死のうと思ってた時もあったし、ゴンの気持ちはよく分かる。
｢オレは二人の仲を邪魔しないよ。でも、隙が出来たら遠慮なく行かせてもらう。それでいい？｣
『うん…。ホントにごめんね』
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瑞瘡紅千樹 - 何だろう…キルアくんと夢主ちゃんの性別逆転の続きが見たい……あ、何時も楽しく読ませて頂いています、初めまして！これからも楽しく読みます！(？)応援してます！！！ (10月29日 18時) (
レス) id: 86988db34f (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - チャコペンさん» むぁｯｯｯじ。コメントありがとうございます！！もう、めちゃくちゃ嬉しいです！はい！←。できるだけ更新の頻度を多くできるように頑張りたいと思います！！ (2022年11月7日 17時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - ゆまさん» ありがとうございます！！待っててください！！！ (2022年11月7日 17時) (レス) @page8 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
チャコペン - いつも読ませて頂いてます！もうお話の流れとか会話とかが好きすぎて好きすぎて…めっちゃ読み返してます…w次の更新も楽しみに待っています。無理なさらず頑張ってください。 (2022年11月7日 16時) (レス) @page28 id: 8604dd0ca3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - 待ってます！ (2022年11月7日 1時) (レス) @page28 id: b67279cd9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年9月29日 13時
