主君と執事 Ⅲ【キルア】 (ページ42)

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ジンのゲームページ42

攻撃型など防御型など移動型など様々あることを3人に丁寧に教えた

それとキルアのかけられた魔法追跡の能力について話した

2人は普通に聞いているが Aは男を警戒している目で見る

すると男は一瞬ギロっとAを睨んだ

もちろん Aはそのことに気づきさらに男に警戒を高める

『(睨まれた…？

気の所為ではないよね…)』

Aは1人でメガネの男について考えていると一通り話が終わったのか男は同盟を組むのかゴンたちに聞く

『(全然聞いてなかった…

後で聞こう…)』

ゴン｢キルア A

ごめん｣

キルア｢何が？｣

『えっ？あっうん』

ゴン｢オレはいい

自力でプレイするから｣

キルア｢リーダーがそう言うんだね

オレもパス！

ほら行くぞA｣

『うん』

A達は男達と離れ足を動かす

ゴンはイラついているのかいつもより早歩きで歩く

キルア｢おいゴンってばよ

どーゆーことか説明してくれよ！｣

キルアはゴンを呼び止めると先程まで動いていた足をゴンはピタッと止める

そして息を大きく吸い吐いた

するとゴンはAたちの方にクルっと体ごと向け少し申し訳なさそうに口を開く

ゴン｢ごめんね A キルア

どうしてもガマン出来なくなっちゃって…｣

『ごめんの意味とは？』

ゴン｢だってこれでキルアの呪文は当分かかりっ放しになっちゃったし…｣

キルア｢なんだそんなことが

別に問題ねーよ

毒とかじゃないし

それよかさっきなんであんなに怒ってたんだよ？｣

ゴン｢えっ？だってさ

アイツらジンの作ったゲームを殺戮とか

奪い合いだとか前提だとか

悪い風に言うんだもん…｣

少しムスッてしているゴンに Aはゴンの頭に手を当て撫でる

ゴン｢？｣

『(髪の毛硬い…)

ゴンは可愛いなぁ』

キルア｢んなァっ！？｣

ゴン｢えっ？｣

『ゴンが言いたいことはつまり

怖いのはゲームじゃなくてプレイヤーって言いたいんでしょ？』

ゴン｢うん…｣

ゴンは少し悲しそうな表情で頷く

キルアはワナワナと震えながら2人の喋っているとこをただ見つめる

『でも私はありだと思うよ？』

ゴン｢本気で言ってるの！？｣

ゴンはそんな考えのAに少し残念そうな顔をして言う

『だからこそのハンター専用ゲームだよ

でも流石に私も殺しはなしかな』