主君と執事 Ⅲ【キルア】 (ページ37)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:22,739 hit

懸賞アントキバの町ページ37

ゴン｢あっ！！

あった町だ！！｣

A達は見つけた町の中を歩く

するとゴンは心配そうな表情で口を開く

ゴン｢キルアあの後変わりない？｣

キルア｢ああ｣

ゴン｢アレって念なのかな？｣

『多分ゲーム内の能力だよ

さっきの男がバインダーを開いて"トレースオン"って言ってたでしょ？

アレはゲーム内の魔法だと思うよ』

ゴン｢どうな魔法だったのかな？｣

キルア｢さーな

まぁ今のトコ体調に変化はないし大丈夫だろ

ゲーム内の魔法からいつかオレ達も使えるようになるからな｣

すると A達はアントキバという町の大通りにつき色々なとこを見てみる

ゴンの視線の先には大きい看板に何枚もの紙が貼ってあるところだ

ゴン｢はぁー

Aの言った通りこれをクリアできれば報酬が貰えるんだね｣

キルア｢しっかしスッゲェ数だな｣

キルアはある1枚の紙をジッーと見つめる

キルア｢(このアイテムいいものか全然わからねー…)｣

ゴン｢あっキルア A あれ！｣

キルア｢アントキバ月例大会行事表か｣

『9月はじゃんけん大会だって』

キルア｢つーかゲームの中では9月とは限んないじゃん｣

ゴン｢あそっか｣

ゴンは隣の町民らしき人に何月何日か聞いた

｢9月11日だよ｣

『…変わらないね』

キルア｢だな

毎月15日開催か…

9月の優勝懸賞品が"真実の剣"か｣

ゴン｢あの賞品重要なアイテムなのかな？｣

『多分ね』

キルア｢あっち見てみ｣

ゴン｢人がたくさん…｣

キルア｢同じこと考えてるんだな皆｣

『競争率高いね

4日後に開催するけど

どうする？参加する？』

キルア｢当然ジャンケンなら誰でもチャンスがあるからな｣

ゴン｢じゃあせっかくだから待つあいだ色々な懸賞に挑戦しようよ！｣

キルア｢情報収集もしなきゃいけないしな｣

キルアがそう言った途端 3人のお腹が鳴る

3人はポカーンとしているとキルアが少し恥ずかしそうに口を開いた

キルア｢腹ごしらえと懸賞品と情報収集

一石三鳥で行くか…｣