主君と執事 Ⅲ【キルア】 (ページ17)

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旅団の立場ページ17

シズク｢団長アタシ占ってみてください｣

クロロはシズクを占った後シズクはクロロから紙を受け取り書いてある文字を素早く読む

シズク｢あっやっぱりそうだ

来週死ぬのあたしです｣

フラン｢マジか｣

シズク｢うんだって2週目までしか書いてないもん

あとねパクノダもシャルナークも死ぬよ

緋の目はよく分からないけど｣

ノブナガ｢なんで分かるんだよ？｣

シズク｢これね暦の月が団長番号を表しているみたい

ウヴォーは霜月 11月

ウヴォーの団員ナンバーだよ｣

『その通り』

酔いが冷めたAは木箱から立ち上がり口を開く

『菊が菊月で葉が葉月涸れるが水無月をそれぞれ暗示している

さらに涸れ落ちるが枯れ落ちると掛けて死を指すことだよ』

フィン｢緋の目はオレ達じゃない｣

『そう

十中八九鎖野郎の事だよ』

パクノダ｢緋の目…思い出した

目が赤くなる連中ね｣

フェイ｢生き残りがいたということか｣

フィン｢そいつも死ぬってことか？

分からん

血に臥しているだけじゃな｣

シャル｢でもこれで分かっただろ？｣

『これから鎖野郎とやっても蜘蛛への損害は大きい

シャルやノブナガみたいな念能力は応用が聞くけどパクノダとシズクはレアなんだよね

だから失う訳にはいかない

今日は9月の第1周目の土曜日

今のうちに本拠地に戻れば鎖野郎とは戦うことはまず無い

この能力の利点は悪いチャンスを逃せることが出来るチャンスが与えられることなんだよ

逆に私たちが戻って鎖野郎と戦わなければこの予言が100％成就することは無い』

クロロ｢ノブナガ

お前やウヴォーは特攻隊だ

死ぬのも仕事のひとつに含まれる

お前らすすんで捨て石になることを選んだんじゃないのか？｣

ノブナガ｢…あぁ｣

クロロ｢シズクパクシャルは主に情報処理部隊だ

オレ達全員の行動を補佐する生命線だ

コイツらの盾になるのがお前の役割なんじゃないのか

旅団の立場を忘れてダダ捏ねてるのはどっちだ？｣

そのクロロの言葉にノブナガはグーの音も出なく反対することもなかった

クロロ｢何か言うことはあるか？｣

ノブナガ｢…ねェよ｣