主君と執事 Ⅲ【キルア】 (ページ12)

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入団推薦ページ12

フラン｢どうだ？

パクノダ｣

パクノダ｢来る途中

調べて見たけど 2人とも本当に心当たりがないわね｣

マチ｢ホント？｣

パクノダ｢ええ

彼らに鎖野郎の記憶はないわ｣

マチ｢おかしいね…｣

ノブナガ｢珍しく外れたな

お前の勘｣

『でもパクノダが言うなら間違いないよ』

マチ｢…そうだね｣

旅団とAが話し合っている中ゴンとキルアはこっそりと小さな声で話す

キルアがパクノダのことについて考えているとフランクリンがようやく解放する話を持ちかけた

フラン｢鎖野郎と関係がねーなら帰らせた方がいいんじゃねーか？｣

シャル｢ここに置いといてもしょうがないしな｣

フィン｢いや関係がないとは言いきれない

後ろで糸を引いてる人物がいるはずだ

もし鎖野郎が普段から鎖を身に付けてなかったら？

この2人が鎖野郎を鎖野郎と認識してないかもしれないだろう

解放するには黒幕を吐かせてからの方がいいんじゃないか？｣

シャル｢黒幕がいたとしてもそいつは鎖野郎じゃないよ

鎖野郎は単独で行動してるから｣

『そうだね

それだったらノストラード組の重要人物から情報を吐かせて鎖野郎について調べた方がコスパ高いんじゃない？』

マチ｢そうだね｣

『それ以外は放っておけばいいよ』

シャル｢そうだね｣

フェイ｢だそうだ

よかたな

お家帰れるね｣

煽るフェイタンにゴンはイラつきながら下をベーっと出しキルアは冷汗をかきながら何やら安心している様子

しかしゴンとキルアをそう簡単に返してくれない人物がいた

その人物は＿＿＿＿

ノブナガ｢いやダメだ

そいつを帰らせるわけにはいかねェ｣

ノブナガであった

ノブナガ｢ボウズ旅団に入れよ

オレと組もうぜ｣

ゴン｢やだ

お前らの仲間になるなら死んだ方がマシだね｣

ノブナガ｢くくく

随分嫌われたなァ

お前強化系だろ｣

ゴン｢…だったらなんだ｣

ノブナガ｢やっぱりそうだよな…

くくく…アッハッハッハッハッ！！｣

突然笑いだすノブナガに旅団とゴンとキルアは"なんだコイツ"という目でノブナガを見る

笑い終わったノブナガは口を開く

ノブナガ｢よォ…団長が戻るまでにコイツらここに置いとくぜ

入団を推薦する｣