セビル島 ページ29
Aは森の中へと入り 歩いていた
しかし 周りには誰もいない
シーンとした空気の中Aはキョロキョロ人を探している
すると 後ろから剣を首らへんの所に当てられる
｢動くと殺す…殺されたくなければ プレートを渡せ｣
男は殺気を出しながらAを脅す
Aは手を魔手にこっそり変える
『そう…
でも 貴方に私は殺せないと思うけど？』
｢なにおう！？｣
男が挑発に乗った瞬間 Aは瞬時に男の背後に周り 男の頭を魔手で掴んで潰した
そして 頭が無くなった男は倒れる
Aは男のナンバープレートを奪い取り 男の死体は土に埋めておいた
すると 前から震えている男二人がでてきた
｢よくも…っ！！！ダチを殺しやがって!!!!!!｣
｢ダメだよ！！
コイツは強いからお前も俺も無理だ！｣
｢やって見なきゃ分からねぇだろ！！｣
Aは目の前で口喧嘩する男達を見て口角が上がる
｢ニヤニヤしやがって…バケモノめ！！！｣
『バカだね
勝ち目のない相手と戦ったら ダメだよ
自分がバケモノなんて承知の上だよ…』
Aが悲しそうな顔で男達に発言する
男達は驚いて大きく目を開く
Aは2人の背後に周り 魔手を胸に刺す
男二人は倒れ 体から血が溢れる
Aは2人からナンバープレートを貰い さっきの男と近いとこで土に埋めた
Aは手をつぶりながら死体の前で手を合わせる
『…
(本当は殺しなんてしたくないんだ…
胸が張り裂けるほど 痛い…
でも
殺してしまう…体が勝手に動いちゃうんだ……
ごめん…ごめんね……)』
Aは目を開け 立ち上がる
死体から離れ あとはタイムリミットを待つだけ
時刻はもう深夜
Aは就寝をしようと 寝れるところを探す
すると 後ろから声をかけられる
キルア｢A！｣
キルアは笑顔でAの元へと走る
キルア｢てか 血なまぐせぇ！
返り血もやばいし！！｣
『…人を殺したんだ
3人くらい』
Aはキルアから目を逸らしながら言う
キルアはそんなAを見て 胸が傷んだ
キルア｢(そんな顔…結局俺はAの事を守れてねぇじゃん…)
…そうか
よし！寝るか！
今日は俺が見張っといてやるよ！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年7月18日 15時
