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No side
彼女が居なくなってから27日目は、幸い学校のない日曜日だった。
今日は
�＼鳥獲ゲ蹇�飯田天哉、芦戸三奈、耳郎響香、上鳴電気、砂藤力道
��尾白猿尾、口田甲司、瀬呂範太、常闇踏陰、峰田実、葉隠透、蛙吹梅雨
��切島鋭児郎、轟焦凍、緑谷出久、障子目蔵、麗日お茶子、八百万百、爆豪勝己
の3チームで別れて探すことになった。
緑谷出久、爆豪勝己の双方は珍しく無言だった。
それでも、ダメだったのだ。
ほぼ一日中探し回っても、ダメだったのだ。
麗日「ダメかも、しれん」
そんな空気に追い討ちをかけるように麗日が呟く。
なんてことを、と切島が言いかけたが、言えなかった。
麗日も八百万も、泣いていた。
轟「泣くな、麗日、八百万。まだ諦めるんじゃねぇ」
障子「俺の腕に耳の複製を付けて、色々聞いている。あと少しだ」
その時だった。
プルルルルル_______________
こんな時に似つかわしくない機械的な音が、空気を揺らした。
音の主は、爆豪勝己からだった。
ふと携帯を睨んだかと思うと、百面相のごとく驚いて携帯を開いた。
「もしもし」
渚「もしもし、渚です」
耳を澄まして聞くと、爆豪に電話をかけたのは彼女の母親だった。
渚「Aね、○○山のウチが買い取った小屋にいるの」
意外だった。
あっさりと彼女の居場所を吐き出したことに違和感を覚える。
渚「本当はね、知ってたの。あの子が寿命が見えることが。私も、旦那も怖くって……母親失格よ……」
母の言葉に、みんなは言葉を失った。
気がつくと、周りには3チームが揃っていた。
渚「でもね、Aの秘密を知っていても皆が仲良くしてくれること、とても嬉しかったの。Aのこと、頼むわね勝己くん」
渚の最後の言葉を聞くや否や、全員は山へ走り出していた。
会いたい。
会いたい。
会いたい。
今度こそ、彼女を守る。
あの時、殺してしまえばよかっただなんて、後悔させないように。
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なつめ(プロフ) - かれんさん» コメントありがとうございます！！！最後まで見てくださってありがとうございました。次作も頑張るので是非見てください！！！ (2019年11月26日 21時) (
レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 完結、おめでとうございますっ！もうとっくに終わっていたっすけど…久しぶりにみたら終わっていてビックリです！夢主も爆豪も死なないでよかったぁ…(泣)マジで泣きましたっ！他の作品の更新も頑張ってくださいっす！^^お疲れ様でした。 (2019年11月26日 21時) (レス) id: 7fb4496ab8 (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - 黎華@グラデ松推しさん» コメントありがとうございます！この作品を見つけてくださってありがとうございました！これからも他作品で皆様に満足いただけるように頑張るので、応援よろしくお願いします！！！ (2019年11月11日 15時) (レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
黎華@グラデ松推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！最後泣いてしまうほど本当に素敵な作品でした！これからも応援してます！ (2019年11月11日 10時) (レス) id: 000781744f (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - 刹鬼さん» コメントありがとうございます！最後まで読んで頂きありがとうございました。これからも頑張るので応援よろしくお願いします！！！ (2019年11月11日 6時) (レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ | 作成日時：2019年9月9日 21時
