私 が 、し っ か り し な き ゃ 。【冨 岡 義 勇】

47.しっかり ページ48

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『ぎゆ、さ……それに、みんなも……』





そこには煉獄さん、宇髄さん、不死川さん、伊黒さん、蜜璃さん、無一郎くん、悲鳴嶼さん、炭治郎くん、善逸くん、伊之助くん、義勇さんがいた。





煉獄「すまない！俺は間違っていた！」



宇髄「お前のことを信じず、花咲を信じちまった」



不死川「……悪ぃなァ」



伊黒「甘露寺が寂しがっている。甘露寺が、な。だから帰ってこい」



甘露寺「伊黒さんも悲しんでるの。最後まで信じてあげられないでごめんなさい……」



時透「今度は、僕が信じるから……」



悲鳴嶼「きちんと自分の愚行を恥じてきた。帰ってきてはくれないか」



炭治郎「助けてあげられなくてごめんなさい！」



善逸「今度は！AさんのSOSをちゃんと拾うから！」



伊之助「お前の飯が食えねぇのは腹立つ！」



『みん、な……』



冨岡「A」





冨岡さんが、幻想の冨岡さんの刀を振り払った。





冨岡「何も言わない。見ていてくれ」





私は、ひたすらに頷いた。





花咲「……関係ないわ。相手が同じなら互角よ！！殺せ！！！陽溜もろとも消しされ！」





こうしてお互いの殺し合いが始まった。





煉獄’「むむっ。強いな」



煉獄「さすが俺と言うところか……」





宇髄’「お前、派手に強えな」



宇髄「幻想の俺は派手にクソ野郎だがな！」





不死川’「テメェどういうつもりだァ」



不死川「テメェこそ何騙されてんだよォ」





伊黒’「なんだあの偽物の甘露寺は」



伊黒「こっちの甘露寺の方が可愛い」





甘露寺’「華歩ちゃんが可哀想よ」



甘露寺「Aちゃんが正しいのよ」





時透’「……」



時透「……負けない」





悲鳴嶼’「可哀想に……陽溜に騙されているのか……」



悲鳴嶼「そちらこそ花咲に騙されているのか……南無阿弥陀仏」





胡蝶’「私の方が強いんですよ？」



炭治郎「お前なんか本当のしのぶさんより弱い！！」



善逸「女の子に斬り掛かるのはアレだけど、Aちゃんの為！」



伊之助「テメェしのぶのニセモンだな！」





みんな、互角にやり合っている。





花咲「……煌牙」



煌牙「はいはい、お姫様。血鬼術……」









「幻夢ノ道」









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