私 が 、し っ か り し な き ゃ 。【冨 岡 義 勇】

18.しっかり ページ19

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家で働く隠である陽菜子やほかの隠、計五人が傷だらけなのだ。





『どうしたの！？』



陽菜子「家の掃除をしていたのですが、覆面の男たちが入ってきて……それで……」





どの子も女の子なのに顔に切り傷まで出来ている。



軽傷でも、許せない。





『誰が、こんなこと……』





言わずもがな、分かっていた。





陽菜子「どうやら、花柱の手下達らしいです……」





やっぱりだった。



私のせいで、みんなが危ない目に遭っている。



もし今日家に居たら、訓練を受けていない太陽と陽葵と陽介まで危なかったかもしれない。



私は太陽に手伝ってもらって五人の手当てをする。





『ごめんね』



陽菜子「お辞めください、燦柱様。貴方様の太陽のような笑顔に導かれて皆は使えているのです」





そう言う陽菜子の顔は、随分と窶れていた。



柱の癖に、隠達のことをちゃんと見てあげられていなかった。



これ以上ここに居ても、みんなを危険に晒すだけだ……



出て行かなきゃ。



花咲さんは許せない。



柱のみんなも分かってくれない。



本当の鬼が、誰なのか。



みんなを護るためなんだ。





陽葵「姉さま」





襖を開けて入ってきたのは、先程まで眠っていた陽葵だった。





『どうしたの？』





陽葵はてちてちと走ってくると、私に抱きついた。





陽葵「姉さまは、どこにもいかないよね？」





まるで、私がこの後何をしようとしているのか分かっているように。





『うん、どこにも行かないよ』





ごめんね、陽葵。



こんなに弱い姉ちゃんで。





▽▽▽





こんにちは、なつめです！





皆様のご協力もあり、お星様が赤くなりましたァァ！





誠にありがとうございます！





そろそろ冨岡さん、出て欲しいです。





だらだらしすぎましたね。





これから出すつもりなのでよろしくお願いします！





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