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｢またなんか拾ってきたん？｣
｢うわ、凄いアザやな、シゲ、こっちに下ろして｣
｢え、女の子…？珍しいな｣
｢何、シゲがボコボコにしたん？｣
｢ちゃうわ、多分この子いじめられてたんやで。｣
沢山の声が聞こえる。
暖かいソファ。
暖かい毛布。太陽の匂いがする。
ゆっくりと瞼を開けると、
鼻がくっつきそうな距離に見知らぬ顔があり、
思わず目を見開いてしまった。
｢わ！起きた！｣
｢ちょっとのんちゃん、近いで｣
｢起きた！起きた！｣
｢分かったから｣
私の足元に座る、
消毒液を持った男性がおはよう、と笑う。
見渡すと、白を基調とした広いリビングに
少なくとも5人の男性の姿が見えた。
その中には、私を連れてきた彼も。
｢おはよう。この人が手当してくれるから。｣
｢ちょっと痛いかも知れんけど、すぐ終わらせるからね。｣
そういって彼は、
私の足や腕を驚く程手際良く手当してくれた。
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檸檬(プロフ) - 赤色ジャスミンさん» コメントお寄せ頂き有難う御座います。是非、最後まで御付き合い下さいませ。 (2020年5月24日 16時) (
レス) id: 35918720d3 (このIDを非表示/違反報告)
赤色ジャスミン - 更新楽しみにしてます！！ (2020年5月24日 14時) (レス) id: def7596942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2020年5月22日 3時
