30. 空気 ページ31
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____さっきまで向こうにいたのに、いつの間に…？
瞬間移動？
悟が、私と夏油くんの正面に仁王立ちで立っていた。
「コイツに触れていいのは、俺だけなんだけど？」
呆気に取られている私の頭にぽん、と手を置き、犬を撫でるかのようにわしゃわしゃとしてきた。
乱れに乱れまくった前髪なんて気になんてしてられない。
『何言ってんの…。』
落ち着いた様子で冷たい目を悟に向け、そう言うしかなかった。
だってほら……周りの女子たちの視線が痛いのなんの。
「え、どういうこと？」なんて声も聞こえてくる。
「Aちゃんは誰のものでもないよ。
所有物にするんじゃない。」
ナイスアシストの夏油くんに感謝しつつ、うんうんと深く頷く。
さすが、夏油様。
周りの空気を読んで、その空気に適した言葉選びをしてくれる。
悟も、これぐらいの空気を読めるようになってほしい。
すると、悟は「ケッ。」と悪態をつき、何も言わないまま自分の席へと戻っていった。
��何だったんだ？��という風に、夏油くんと顔を合わせる。
『何だったの、今の。』
「はは。
悟も、かわいいところあるんだね。」
夏油くんは全てを分かっているようだった。
全知全能か？
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朔夜(プロフ) - 雨夜星さん» ほんまですか！？笑 ありがとうございます（はぁと (2021年3月19日 22時) (
レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
雨夜星(プロフ) - 宣戦布告後のLINEのやり取り好きだなぁ…♪ (2021年3月19日 21時) (レス) id: 89c0e671f3 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - ksk5haruno0519さん» ありがとうございます（はぁと もうちょい待ってね（ ; ; ） (2021年3月17日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
ksk5haruno0519(プロフ) - ドキドキ止まらないし続き楽しみすぎて苦ぢぃ (2021年3月17日 2時) (レス) id: b52d4e7ccf (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - かぼさん» にやにや。 うふふ、楽しみにしといておくれやす（はぁと (2021年3月16日 22時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2021年2月27日 16時
