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136.0cm 〜無一郎side〜 ページ1

『ねぇ、そっち行ってもいーい?』



Aが銅像のように固まった。
でも、拒否の言葉は出てこないし、むしろ赤くなっている(はず)。



布団から立ち上がると、Aは『っ…!』と、声にならない声を発した。
1メートル…90cm…50cm…。



『こんなに近付いたの、久しぶりだね。』



0cm。
Aは布団をギュッと抱え、体育座りをし、壁にもたれている。
そんなAの目の前まで来て、その場にしゃがみ込んだ。
布団の上に膝をつくと、Aの体がピクッと跳ねた。



「近くない…?」

『うん、近い。』



手を少し伸ばせば、Aに触れることができる。
触れたくて触れたくて仕方がないけど、怖い。
触れたらガラス細工のように壊れてしまうんじゃないのか。
そんなことばかり考える。



「…無一郎?」



ぐるぐると考え事をしていて、Aの声で我に返った。
目の前のAは、布団を恥ずかしそうにギュッと抱きしめている。
ううっ、かわいすぎる。



「ねぇ…。」



ツツッ…と手の甲に何かが触れた感触。
視線を落とすと、Aが俺の手の甲に触れている。
そのことに気付いた瞬間、体中に電気が走ったような感覚がした。
Aに触れるのが久しぶりすぎて、うぶい小学生か。



「触れて…くれないの?」



俺の中で色々爆発した。

137.好き、好き、好き、大好き→



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設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎 , ふろふき大根   
作品ジャンル:恋愛
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モフ猫 - ごーじょーっていうのは多分、強情を張っているっていう意味じゃないですか? (6月12日 17時) (レス) @page23 id: f4a3fdd8a7 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - うわー海斗最低ですね。無一郎頑張って守って❗ (5月8日 10時) (レス) @page40 id: 95d1cd5894 (このIDを非表示/違反報告)
無一郎 - ごーじょーって何ですか? (2021年3月17日 16時) (レス) id: 2453d18e4c (このIDを非表示/違反報告)
むゆ(プロフ) - 朔夜さん» 私も食べた……笑 歯磨き粉って言ってる意味がわかった瞬間やった……。 (2020年8月10日 6時) (レス) id: 38565869ab (このIDを非表示/違反報告)
蝶夜月(プロフ) - 朔夜さん» お酒美味しいんですか……?なら私も飲んでみようかな← (2020年8月9日 20時) (レス) id: d2b0ff775b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年8月1日 20時

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