201.動物園 ページ21
いくら大学生が春休みとも言えど、平日ど真ん中だ。
それなのに、この人の多さは何だ。
「絶対にこれ、竈門さんの効果よ。」
蜜璃は背伸びをしながら、店の中を覗いていた。
私も背伸びをするが、蜜璃ほど背は高くないので見えない…。
「あ、竈門さんいたわよ！」
蜜璃が指した先には確かに炭治郎がいた。
そして、周りには人、人、人。
つまり、囲まれている。
話しかけられているのではなく、遠目から見られているといった感じだ。
まるで動物園だ…。
「ほら、あの店員だって！」
「うわぁ…写真通りイケメンじゃん…！」
そう話している人たちを見てから、炭治郎のことを再び見た。
そうなんだよ、イケメンなんですよ。
だから、これ以上有名にはならないでほしい。
「��私、彼女です。��って言っちゃえば？」
『え！？
無理無理！』
さすがにそれは駄目だろう。
炭治郎に迷惑をかけてしまう。
そんなことを思いながら、目を見開いて蜜璃に言っている時だった。
「炭治郎ー。」
突然、炭治郎の名前を呼んだ女の人が、彼の背中をぽんっと叩いた。
後ろ姿で誰か分かってしまった。
それは、蜜璃も同じだった。
「ねぇ…あれ…。」
『うん…。』
そう…陽菜さんだった。
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そらね - 正直言って陽菜ちゃん嫌いです。 (2020年11月15日 9時) (
レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
凪 - 朔夜さん！これからもたくさん素敵なお話を作ってください！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
凪 - お話が面白すぎて……すごい……。(語彙力) 炭次郎の甘えてくるところがアアアアアアアアアアッッッッ！！！！！！たまらん！！！！！！ (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 陽菜が炭治郎のこと好きなのはわかるけど、さすがにやりすぎぃ〜！炭治郎、夢主さん、がんばれ〜！！そしてそして！朔夜さんも頑張ってください！ (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 朔夜さん» んーっ！ (2020年6月8日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年6月3日 20時
