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193.食べに行かないか? ページ13

ピンポーン…



インターホンが鳴っている夢かぁ…。
やたらとリアルだなぁ…。



ピンポーン…



ええー、もう、眠いのにぃ。



ピンポーン…



違う、これは…現実だ!!



飛び起きた場所はソファーの上。
いつの間にか眠ってしまっていたようだ。
インターホンに応える余裕がなく、急いでドアを開けた。



『すみません…!』
「わっ、びっくりした!
…寝てたのか?」



配達員や友達でもなく、ドアの前に立っていたのは炭治郎だった。
彼は私を見てクスクスと笑うと、「寝癖。」と言って頭を撫でてきた。
陽菜さんのことを思い出し、心臓がドクンッ!と音を立てた。



「もう、ご飯食べたか?」
『へ?』



外の暗さを見てから腕時計を見ると、午後7時を回った頃だった。
時間が分かると、お腹が空いた感覚がした。
炭治郎は匂いで分かったのか、再びクスクスと笑った。



「じゃあ、今から食べに行かないか?」
『行く……あ、待って!』
「どうした?」



どうしたも何も、寝癖のついた髪。
そして、よれてしまったメイク。
このままでは外に行けない。



『ちょっと髪とメイクを直したいから、待っててくれる?』
「いいぞ。
そのままでもかわいいのになぁ。」
『もう、もう!
ソファーで座って待ってて!』



そんなことをサラッと言う炭治郎の背中をグイグイと押し、無理矢理部屋に上がってもらった。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門炭治郎 , とんでもねぇ   
作品ジャンル:その他
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そらね - 正直言って陽菜ちゃん嫌いです。 (2020年11月15日 9時) (レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
- 朔夜さん!これからもたくさん素敵なお話を作ってください! (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
- お話が面白すぎて……すごい……。(語彙力) 炭次郎の甘えてくるところがアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!たまらん!!!!!! (2020年7月23日 0時) (レス) id: c9bbef43dc (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 陽菜が炭治郎のこと好きなのはわかるけど、さすがにやりすぎぃ〜!炭治郎、夢主さん、がんばれ〜!!そしてそして!朔夜さんも頑張ってください! (2020年7月4日 0時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 朔夜さん» んーっ! (2020年6月8日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年6月3日 20時

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