165.色っぽすぎる ページ29
炭治郎希望の冷却シート、うどんの材料などが入ったスーパーの袋を片手に、炭治郎の部屋のインターホンを鳴らした。
すると、すぐにドアの鍵が開き、中から上下スウェットでマスクをした炭治郎が出てきた。
「あ…来てくれてありがとうなぁ。」
声からしてすごくしんどそうだ。
『大丈夫?』
「大丈夫…じゃない。」
コテンと、私の肩に頭を乗せてきた。
それだけでも分かるぐらい、体が熱い。
『早くベッドで寝よ?』
「一緒にか?」
『今はそんな冗談いいから!』
____________
『はい、おでこ出してください。』
「ん。」
ベッドで寝ている炭治郎は、素直に前髪をかき上げた。
熱のせいで瞳は潤んでいるし、顔はうっすらピンクに染まっているし、弱っているのもあって…色っぽすぎる!
何だか、いけないことをしている気分だ。
ペタッと冷却シートを貼ると、炭治郎は冷たさに眉をひそめた。
『うどんの材料買ってきたんだけど、食べる?』
「食べる。」
『分かった。
待っててね。』
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ともりん - ここでも言わせてください!!とーんーでもねー炭治郎だ!!!(((すいません (2020年8月7日 22時) (レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです!あぁ、現実にいてほしいっっ!(笑)これからも頑張って下さい! (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました!面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで(ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい!!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朔夜 | 作成日時:2020年5月29日 21時