161.欲しい ページ25
部屋に戻り、隅に置かれた紙袋を手に取る。
炭治郎へのクリスマスプレゼント。
ずっと放っておいたので、忘れかけていた…。
喜んでくれるかな…。
胸の前でキュッと紙袋を抱きしめ、急いで炭治郎の部屋に戻った。
ドアを開けると、彼はソファーの上でクッションを抱きしめ、体育座りをしていた。
何か…いじけてる？
『炭治郎、ごめん。
お待たせしました。』
「待った。
すごく待った。」
と言っても、3分ぐらいだ。
やっぱりいじけている。
『あのね…私もクリスマスプレゼントあるんだ。
はい。』
炭治郎はジトッと私を見て、差し出された紙袋を受け取った。
中から出てきたのはあのマフラー。
炭治郎はそれを見て、嬉しそうに目を大きくした。
「わぁ…ありがとう、A！
嬉しい！
明日から巻いていくな。」
喜んでくれている炭治郎を見て、私も嬉しくなった。
「…まだ欲しいものがある。」
まさかの追加希望。
そう言った炭治郎は優しく微笑んだかと思うと、立っている私の腰に手を回し、自分の方に引き寄せた。
「Aが欲しい。」
腰に抱きついてきた子供みたいに見上げるものだから、きゅうっとなってしまう。
私、これに弱いんだ…。
『あの…優しくお願いします…。』
「まぁ…頑張る。」
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ともりん - ここでも言わせてください！！とーんーでもねー炭治郎だ！！！(((すいません (2020年8月7日 22時) (
レス) id: 66f9aed7aa (このIDを非表示/違反報告)
鬼滅の刃大好き - 続編もとってもおもしろかったです！あぁ、現実にいてほしいっっ！(笑)これからも頑張って下さい！ (2020年7月3日 23時) (レス) id: 7db63c5bfe (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 続編読みました！面白かったです。これからもファイトです!! (2020年6月3日 20時) (レス) id: 1d8abed5fa (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 竈門夜蝶さん» 熱いキスやで（ぶっちゅうううう (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
朔夜(プロフ) - 如月 哀華さん» いええええええええいいいいいい！！！ (2020年6月3日 20時) (レス) id: eb37705ec2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔夜 | 作成日時：2020年5月29日 21時
