盗まれた事にも気づかぬマヌケ ページ20
「んー！潮風が気持ちいい！！」
ここは船上。豪華客船に乗り込み、次の街へと目指す少女。宛はないが、目的はある。彼女は師匠を探す旅を再開していた。
つい昨日まで廃れた工場に居た少女だが、金にものを言わせて久しぶりに贅沢しようと豪華客船に乗り込んだ次第である。
(あのお節介に何も言わずに町を出ちゃったけど、まあいっか！！)
首の火傷の様な跡が痛々しい以外は普通に見える少女。そんな少女は船内でも浮いて居たが、少女以上に浮いている人物を少女は見つけていた。
(あ、また居る。)
少女の目に止まったのは、ジャージの男と黒い小さな男。常に一緒に居るその2人に少女は自然と注目していた。
隠しているが、確実に強そうな2人。少女は先日の出来事を思い出し、変に関わらないでおこうと心に決める。
その直後、船がひっくり返る様な爆発音が辺りに響いた。
「…………関わらないなんて、無理だよな…。」
頬ををヒクつかせ、ため息を漏らしてから爆発音の中心の甲板へと向かう少女。
その行動源は正義感か、はたまたただの好奇心か。
「やと姿現したか。チロチロ視線ウザかたよ。お前」
「俺らに何か用か？ガキンチョ」
「……爆発させたの、あんた達でしょ。沈んだら困るんですけど。」
「俺らじゃねーよ。ターゲット追い詰めたらそいつに爆破されたんだ。」
ジャージの男が指を指したのは、爆発して炎が上がった船長室の中。
「エンジンとかは無事だ。船長とターゲットは死んだがな」
「なら沈む心配は無いのか……」
ならいいか。と少女は男達に背を向け自室へ戻る。しかし、行く手を小柄な男に阻まれてしまった。
「ワタシ達がお前みたいなやつ見逃す思うか？怪しいね」
「………あんまりやりたくないんだけど」
そう言いつつ少女は『練』をする。オーラが少女を包み、戦闘態勢に入った少女
不穏な空気に流される様に、次第に大海原を雨雲が包み始めていた。
「…………あれ」
(おかしい…
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かぴばら2(プロフ) - キースさん» 結構量あるのに…！！ありがとうございます！これからもご期待に添えられるように精進します！！ (2020年12月27日 0時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - あえてこちらにコメントさせて貰いました！かぴばらさんが更新されているところまで読ませていただきました！とっってもタイプです！ずっと応援してます！頑張れ！(￣▽￣)ゞ (2020年12月25日 23時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» キャラも世界観も話の内容もめちゃくちゃ良いですよね！！あの作品は人生のバイブルです…。応援ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年12月25日 22時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
キース - 気付いて下さった......!実は私も大好きな漫画なんですよ( ﾉ^ω^)ﾉ応援してますよ~!! (2020年12月24日 18時) (レス) id: 7e1a44873b (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら2(プロフ) - キースさん» コメント今気付きました！遅れて申し訳ないです！ば、バレてしまいましたね…！私の人生にモロ影響与えた漫画なので使わせてぇなと思ったのが3年前です…。ぶっちゃけまずいと思った時には後に引けなくなってしまいました…ﾄﾎﾎ (2020年12月23日 19時) (レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年5月5日 0時
