大丈夫? ページ7
〜優希siten〜
僕は昨夜の事を音緒から全部聞いた
咲夜ちゃんの家に行く途中、カラ松君と会っておそ松君、僕、カラ松君と言う組み合わせで咲夜ちゃんの家に訪れていた
お「よ!案外元気じゃん」
カ「なぁ咲夜、隠し事をしてるのか?顔出さなくなったし電話するたびに声が震えてたが…」
咲「べ、別に…平気だ」
咲夜ちゃんは僕の顔を見たあと僕の手を見る
そして俯く
狂ってない…
正気に戻ってるみたい
良かった
咲「音緒ちゃん」
優「何?」
咲「その……昨夜…」
prrrrrrrrr
優「あ、ごめん…」
僕はスマホを持って部屋から出て電話に出る
優「もしもし」
黒[もしもし黒葉なんだけど…]
優「どうしたの?」
黒[思い出したんだ]
優「え?」
黒[僕が本当は何者か…全部]
優「そうなんだ…」
黒[だからお別れを言いたくて…]
優「うん」
黒[さようなら音緒ちゃん……僕の初恋の人]
それを言って電話が切れた
自分が幽霊って事を思い出したんだね
あの日…
崖から落ちた日、君はもう死んでたんだ
音緒への思いの強さによって姿形が具現化したからみんなには見えてたんだ
こういう霊は自分が幽霊って気づくと成仏してしまう
最初から僕はわかってた
わかってたんだ…
でもやっぱり悲しいな…
成仏したら崖から落ちたあとに接していた人達の記憶は無くなる
あの3人からも黒葉君に関する記憶は消滅する
これで良かったんだよね…
黒葉君の事は家に帰ってから泣けば良い
今は咲夜ちゃんの事だよね
僕は部屋に戻る
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ダメネコ&Rinku*&七瀬彩七&椿&リルア&萌 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2018年4月2日 13時