見てるのは君だけ。

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「うんまあっ！！！！」





月曜日の夜。





1人の部屋に響き渡るのは、テレビから聞こえてくるあなたの声。






もぐもぐ、と決して大きくない口を動かして、まるで小学生みたいで。





『もうすぐかな.......』





ぽつりとそんなことを呟くと、がちゃ、とドアが開いた音がした。





「ただいまぁ」





テレビで至福の表情を浮かべている、その人は。






『おかえり、宏光』






私の彼氏です。

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