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見慣れた通りを歩いて、もう何回開けたかわからないドアを開けた。
『、あ』
「お、偶然。」
優希先輩がいた。
優希先輩と再会してから、このBARで会うことも結構多かったけど、待ち合わせしないでばったりは初めてだな。
「Aと会ってから、俺もここ気に入っちゃった」
『ほんと?嬉しいな。』
このお気に入りの場所で、優希先輩との他愛もない会話は本当に癒される。
今日もまた、お互いに色々なことを話した。
お酒もすすんで、ほんのり酔いがまわってきたころ。
少し暑いなあと、私が髪の毛を耳にかけた時だった。
優希先輩が、私の方をじっと見るから、
『·····なに?』
「あ、いや·····」
優希先輩は、なんだかちょっと歯切れ悪そうで。
『え、なに、なんか気になる?』
『や、その·····
もしかしてA、彼氏出来た?』
優希先輩が急にそんなこと聞いてきたからびっくりした。
『っえ、なんで』
「·····首元。見えちゃった。」
·····あっ。忘れてた。
私はとっさに首元を手で隠した。
私の髪の毛は首元が隠れるボブくらいの長さ。
普通にしてれば隠れるんだけど、髪を耳にかけたから見えちゃったみたいで。
『っと、これは·····』
言おうか、迷った。
だけど、優希先輩なら、聞いてくれるかも。
なんだかんだこの恋に疲れてた私は、味方が欲しかった。
『·····彼氏じゃないんだ』
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桃(プロフ) - ともさん» いつになるかわかりませんができる限りお答えします!大丈夫です! (2019年10月4日 1時) (レス) id: 542b1d7599 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードに送っても大丈夫ですか? (2019年10月2日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - 新しく病系でも大丈夫ですか? (2019年10月2日 0時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - ともさん» ともさんありがとうございます!!!はい!!ぜひお願いします!! (2019年10月2日 0時) (レス) id: 542b1d7599 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年10月1日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桃 | 作成日時:2019年9月18日 1時