重症 ページ24
重岡side
俺、今までずーっとAのこと、”幼馴染の異性”って思いながら接しとったけど、そろそろ限界かもしれん。
車の中で、辛そうに俺に寄りかかってくる姿とか、
一人が怖いから一緒におってほしいとか、
目うるうるさせて、布団を鼻くらいまでグイッと上げる仕草とか、
冷えピタ貼る時、目閉じて待ってるところとか、
俺やって男やで？
普通にドキッとするわ。
でも、Aがドア越しに一人で泣いてるん聞いて、”あー、結局何もできんのや”って、
小さい頃からずっと側におるのに、こういう時何も力になれんのやっていうのを思い知らされた。
俺は少しでも笑顔になってほしくて、Aが寝とる間にお粥の材料やAがよく食べとる焼きプリンを買いに行った。
あ、例の紙袋は買い物に行く前に処分したで。中見たらすぐ分かったからな。
んで、完成したお粥を持っていったら、めちゃくちゃいじられたけど、パクパク食べてくれるし、
しかも完食して”美味しかった、ありがとう”って俺の好きな笑顔で言うんやで？
こんなん、限界にもなるやろ？
その後、紙袋のことで不安そうなAを見て、”なんとか不安を取り除いてあげたい”って思って、”Aを守るから”なんて柄にもないこと言うた。
『だいちゃん、く、るしい...』
赤｢え、あっ！ごめん。｣
『だいちゃん、明日仕事は？』
赤｢夕方からやけど...？｣
『...昔みたいに一緒に寝たいって言うたら、怒る？』
え、マジで言うてんの？
Aのことやから、深く考えずに言うとるんやろうけど...
『やっぱ今の無し！普通に考えて、風邪移してまうかもやし。やっぱ一人で寝るっ』
赤｢え、そこ？｣
『え？』
気にするとこ、そこちゃうやろ！と心の中でツッコむ。
赤｢いや、なんでもない。てか、そんなん今更やん。移るならもう移っとるやろ。｣
『ごめん...』
赤｢別に俺が勝手にやったことなんやから、謝る必要ないって。｣
『でも、』
赤｢ほら、はよプリン食べてまい。一緒に寝るんやろ？｣
『っ、！うんっ』
はぁ〜、自ら試練の道を選んでもた...
でも、Aにお願いされて断れるわけないやん。
やって、無自覚で上目遣いしてくるし、
今めっちゃ嬉しそうにプリン食べとるんやで？
あー、思ってたよりだいぶ重症やな、俺。
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亜由 - 2人とも照れてその様子をお兄ちゃん組は見守っててシゲとのんちゃんが騒いでるお話を書いてもらえませか？ (2022年7月1日 23時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - こんばんは。小説読みました。京セラドームで皆がMC中にサプライズで主夢が神ちゃんの誕生日をお祝いする楽屋で主夢が神ちゃんにお手紙を読んで皆でケーキを食べてたら神ちゃんが主夢にケーキをあーんして食べさせたり食べさせあったりしてる (2022年7月1日 23時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎(ﾏﾙ) | 作成日時：2021年11月27日 21時
