白い封筒 ページ12
『はぁ...。起きなきゃ』
ソファーで寝てたから、体のあちこちが痛いし、頭も少し痛い。
こんなに体が重たい朝は、いつぶりだろう?
たしか、高校生の頃にだいちゃんと大喧嘩した時だったかな。
あの時は、だいちゃんに会いたくなくて、学校も休んで部屋に籠ってたっけ。
でも、今はそんなこと言ってられない。
どんなに嫌なことがあっても、仕事を休むわけにはいかない。
プロとして、きちんと仕事をこなさないといけないし、私一人のことで大勢の人に迷惑はかけられない。
今日は照史くんと淳太くんもゲストで出演する、バラエティー番組の収録日。
こんな日に限ってWEST.メンバーと共演なんて...
でも、今日を乗り越えれば明日は一日オフ。
何も予定のない貴重な一日!
七咲A、頑張ってきます!
___収録現場に無事到着。
自分の名前が記された部屋に入り、荷物を整理していると...
ふと目に留まった白い封筒。
『え、うそ...。』
昨日と同じ白い封筒が一枚、楽屋のテーブルの上に置いてあった。
中を見てみると...
”誰かに話したら、大切な人たちが傷つくよ?”
『っ、!』
これって、...脅迫文、やんね、、。
しかも、この部屋にあるってことは、ここにいる誰かの仕業ってこと?
昨日のあれも、同じ人が?
『うっ、』
急に吐き気が襲ってきて、私は急いでトイレに駆け込んだ。
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亜由 - 2人とも照れてその様子をお兄ちゃん組は見守っててシゲとのんちゃんが騒いでるお話を書いてもらえませか? (2022年7月1日 23時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
亜由 - こんばんは。小説読みました。京セラドームで皆がMC中にサプライズで主夢が神ちゃんの誕生日をお祝いする楽屋で主夢が神ちゃんにお手紙を読んで皆でケーキを食べてたら神ちゃんが主夢にケーキをあーんして食べさせたり食べさせあったりしてる (2022年7月1日 23時) (レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:◎(マル) | 作成日時:2021年11月27日 21時