チームワーク ページ26
カカシside
ﾋﾞｭﾝｯ
ｻｯ
ﾋﾞｭﾝｯ
ｻｯ
ﾋﾞｭﾝｯﾋﾞｭﾝｯ
ｻｯ
今度はクナイか
本人は俺に気づかれないようにやってるつもりだろうが
よく見るとクナイ一本一本にチャクラ糸が巻かれているな
ｸｲｯ...
俺が避けたクナイが
カルナの手に繋がっているチャクラ糸によって動き出した
...なるほど
戦法は悪くない、だが
ｶｶｼ「風遁・大突破」
術に手裏剣を混ぜ発動させる
こうすることで
手裏剣が素早く、沢山のチャクラ糸を切ってくれるのだ
ｶｶｼ「じゃあ、時間も時間だし
そろそろ方をつけようか」
Noside
あれからすぐ
サスケと同じように土遁で土に埋められたカルナは大人しく
「降参」と一言告げ
相変わらず無表情に近い表情の中でほん少し悔しそうな顔をした
ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘｯｯﾂ
けたたましく鳴り響く目覚まし音に反応し
「出して」と目の前でニヤニヤと本を読むカカシに頼んだカルナは
無事引きずり出してもらい
集合場所へと向かった
・
ｶｶｼ「お前ら四人共...忍者を辞めろ」
丸太に縛り付けられているナルトをカルナが哀れ見ていると
カカシが怖い顔をして言った
ﾅﾙﾄ「忍者辞めろ、てどう言うことだよｫ！！」
ｶｶｼ「どいつもこいつも
忍者になる資格がねｪ餓鬼だ、てことだ」
ﾀﾞｯ
餓鬼、と言うそのたった一言に反応したサスケだが
呆気なくカカシに捕まる
ｶｶｼ「お前ら忍者舐めてんのか、あ"ｧ？
何の為に班になって演習やってると思ってる」
「ｯ！！」
このカカシの発言でピンと来た様子のカルナ
ｶｶｼ「お前らはこの試験の目的を理解していない...」
ﾅﾙﾄ「答え？」
ｶｶｼ「あぁそうだ
カルナ、お前さっきので分かっただろ。言ってみろ」
カルナに視線が集中する
「チームワーク」
ﾅﾙﾄ&ｻｸﾗ&ｻｽｹ「！！！」
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作者名：星音 | 作成日時：2019年2月8日 21時
