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ゴンもボールに食らいつくがやはり奪う事が出来ない。ネテロの動きに翻弄され、体力を浪費する羽目になってしまった。
「ゴン！交代しよう！」
「まだっ まだやれるよ…」
「そんなに息切らしながら言われても説得力無いって。次は私の番だよ」
少女はタオルをゴンに押し付け、そのまま壁際へと引っ張る。…ゴンは少々不貞腐れたようだ。
「おや、お嬢さんが相手か。足も怪我しとる様だし、手加減せんとの。」
「必要ないですよ。…行きます！」
(手負いとは言え念を扱える様じゃの。三人の中では一番油断ならんが…やはり子供。真正面から突っ込んできおるわ)
ネテロはボールをすぐに移動させ、伸びてくる手を回避する。しかし少女の狙いはボールではなく、
「なっ……」
(拳にオーラが集中しておる…！！)
──ネテロの鉄っぱらである
「はあああ！！」
ドカンという破壊音が響くがネテロの悲鳴は聞こえない。案の定破壊されたのは丈夫な床であった。
「っ避けたか！」
「避けるに決まっとるわい！」
いくらネテロの腹が鉄っぱらであろうが、飛行船の地べたを破壊するパンチなど食らったらひとたまりもない。
「まだァ！！」
少女はボールになど目もくれず、ネテロを攻撃し続ける。ネテロは堅を絶やさないよう、且つボールからも気を逸らさないよう、且つ少女の攻撃も避けるよう、忙しくしていた。
(こやつ…わしばっかり狙っておるな！師匠譲りの戦闘狂か…？わしは手出し出来んと言うに……)
(わしは手出し出来ない……そうか！)
少女の攻撃の意味を考え、ネテロは一つの答えにたどり着く。それとほぼ同時に観戦していたキルアも声を上げた。
「Aのやつ、じいさんの反則負けを狙ってるんだ！」
「反則負け…？そうか！最初に言ってたね。『わしは手を出さん』って」
「俺の時みたいにボールぶつけて来ても『パスじゃー』とか言って言い逃れしてたけど、Aの攻撃となるとそうはいかない。」
「…言い逃れ出来る程度の中途半端な攻撃してたら、逆に返り討ちだぜ！」
ゴンとキルアはずっと少女の動きを目で追っていた。
(あの時のパンチの破壊力も凄いけど、あの威力をあのスピードで繰り出せるなんて…！)
(原因はわかんねえけど、一気に強くなった様な気がする。圧がすごいっていうか…こんなの出来るのあいつだけだ)
(…なんつーか)
((やっぱりAはヒソカの弟子なんだって再確認出来たな))
圧倒的な少女の力の前に、少年二人は溜息を漏らした。
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かぴばら2(プロフ) - クロムさん» 遂にバレた！！！そうです！DINARです！！初めて見た時にすげぇー！！やらせてぇ！！と思って衝動的に書いてしまいました…。今見るとすごく拙くてツッコミどころが満載なのでいつか書き直したいと思ってます…。コメントありがとうございます！ (2021年4月29日 20時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - スカルジャック？ (2021年4月29日 9時) (レス) id: 11c6fe3903 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - ピポ助さん» ひぃ…コメント今気づきました遅くなって申し訳ないです！ やっぱりイルミは病んでないと始まりませんね！これからも頑張ります！ (2019年9月11日 21時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
ピポ助(プロフ) - コメント失礼します！イルミのヤンデレ具合が最高に好きです…！これからも頑張ってください！！ (2019年9月3日 1時) (レス) id: 4111e46406 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - 名無しさん» 大変永らくお待たせしました！またふらっとふわっと消えてしまうかも知れませんが、どうか御容赦願います。暫くは更新し続けたいと思っています！ (2019年7月5日 1時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年6月6日 23時
