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「お前、レオリオに叱られるぞ」
「大丈夫大丈夫！もう痛くないし！」
「それはそれでバケモンだな……」
ゲームの内容はネテロからボールを奪うというもの。ゲームに勝てばアニタは無罪放免、尚且つ奪えた者はハンターの資格を得ることができる。
(ホントはちょ〜っと痛いけど)
ま、いけるでしょ。と少女は高を括る。足の骨の調子がどんなものかはわからないが、何よりも今、このゲームがやりたくて仕方なかった。
(ハンター協会の最高責任者且つ、世界で1番強いであろうこの人と戦える。ゲームって形でだけど)
(そんなの、最高にワクワクする…！)
少女の目はギラギラと輝いていた。戦闘を楽しむ者の目だ。
「よし、まずは俺からな」
「えっ、ずるい！私が先にやりたい！」
「これはおれの問題だろ？なら俺が先にやるのが筋ってもんだ！」
「…俺の問題なんて思ってないくせに」
少女はボソっと言っていじける。ゴンはいじける少女をまあまあとなだめていた。
「じゃ、行くよ」
キルアが動く。常人では到底目で追えないはやさでボールに向かう。しかしネテロもそれをひょいひょいと躱す。
(こいつホントにジジイかよ…！)
(仕方ない、なら先に動きを止めてやるぜ！)
キルアがネテロの脛に蹴りを入れる。
「っうわ」
食らっていないゴンも悲鳴をあげるほどモロに入った。しかしネテロは顔色1つ変えない。寧ろキルアの顔がどんどん歪んでいく
「ってええ！このジジイの足、鉄骨並みだぜ！」
「ホッホッホ、どうした、もう終わりかの？」
ネテロがキルアを煽る。
(っくっそ〜！見てろよ！)
途端にキルアが間合いを取り、ゆっくりと歩き始める。そしてスっと闇に紛れて姿を消した。
「…肢曲か」
「しきょく？A知ってるの？」
「キルアの兄さんが使ってる所を一回見た事があるんだ。暗殺術の基本らしいよ」
過去に一度、イルミが目の前で使って見せた肢曲を思い出す。それと比べてみても、キルアの肢曲は見事なものだった。
「Aもできるの？」
「まさか。私の師匠は殺人鬼のド変態であって暗殺者じゃない。多分私の師匠でも肢曲を扱う事は出来ないよ。似たような事は出来るかもしれないけど。闇に紛れて姿をくらます技は、肢曲以外にもあるし。」
(……肢曲は……『暗殺者』の技…だ。)
改めて少女は思い知る、キルアが闇の住人である事を。
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かぴばら2(プロフ) - クロムさん» 遂にバレた！！！そうです！DINARです！！初めて見た時にすげぇー！！やらせてぇ！！と思って衝動的に書いてしまいました…。今見るとすごく拙くてツッコミどころが満載なのでいつか書き直したいと思ってます…。コメントありがとうございます！ (2021年4月29日 20時) (
レス) id: a02d4950c9 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - スカルジャック？ (2021年4月29日 9時) (レス) id: 11c6fe3903 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - ピポ助さん» ひぃ…コメント今気づきました遅くなって申し訳ないです！ やっぱりイルミは病んでないと始まりませんね！これからも頑張ります！ (2019年9月11日 21時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
ピポ助(プロフ) - コメント失礼します！イルミのヤンデレ具合が最高に好きです…！これからも頑張ってください！！ (2019年9月3日 1時) (レス) id: 4111e46406 (このIDを非表示/違反報告)
かぴばら(プロフ) - 名無しさん» 大変永らくお待たせしました！またふらっとふわっと消えてしまうかも知れませんが、どうか御容赦願います。暫くは更新し続けたいと思っています！ (2019年7月5日 1時) (レス) id: 90b4b3f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぴばら x他1人 | 作成日時：2018年6月6日 23時
