忘愛症候群【マイキー】 (ページ40)

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服は今度でも良かったが、部屋着がないのでそれを買いに行く。

動きやすい服を選びそれを買った。

買い物が終わり家へ帰る。

新しく買ってきたものを整理する。

「Aの荷物増えたな」

『あはは、確かに。嫌？』

「嫌じゃないよ、むしろ嬉しい」

そう言いながら整理を手伝ってくれる。

手伝うと言うより荷物漁りの方が正しいと思うけど。

「これなにー？」

『それ学校で使う筆箱とノート』

「これは？」

『化粧ポーチ。邪魔しないでよ』

「なんか気になるじゃん？」

と、まだわたしの荷物を漁り続ける。

漁られ続けてキリがないので、急いで部屋の整理を終わらせた。

『おわったー』

「おー」

「腹減ったー」

『はや。何食べたい？』

「オムライス」

『飽きるじゃん。』

「いいじゃん」

『材料ないし買い出し行こうよ』

と、近くのスーパーに買い出しに行く。

必要なものを次々のカゴに入れていく中、たい焼きやどら焼きをカゴに入れてくる。

『要らないものは買わない！』

「いいんじゃん」

と、口をとがらせて子供みたいに言う。

『もー、1個だけね』

と、わたしも子供に言い聞かせる言った。

やったーと1つカゴにたい焼きをカゴに入れて他のものを戻しに走る万次郎。

喧嘩は強いのに中身はほんとに子供だと思う。

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