上上吉の九人九色 (ページ37)

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ru side

ねぇ、やばいの

"最後は1年組です"とかいちいち言ってられないくらいやばい

ru｢ねぇめめ？なんでここの和訳こうなるの？｣

mg｢あれ、間違ってる？｣

ru｢日曜日ってどこからでてきたの？｣

mg｢え、りめんばーって日曜日じゃないっけ？｣

...おかしいでしょ？

勉強する前に阿部ちゃんがなんかすごいニコニコしながら
"めめとの勉強はほんと飽きなくて楽しいよ"って言ってて

めめ自身が勉強得意じゃないって言ってたからどういうことなんだろうって不思議に思ってたんだけど、

これは様子がおかしすぎる

ru｢...めめ？じゃあ月曜日は？｣

mg｢えーと、いえすたでい？｣

ru｢......阿部ちゃん！｣

もう俺じゃどうしていいかわからなくて近くで勉強してる今日の先生に縋りついた

全部やり取り聞いてたのかくすくす笑ってる

ab｢大丈夫だよ笑めめは教えたときいちばん素直に聞いてくれる子だから｣

mg｢俺英語1番苦手だから助けて｣

俺らの会話をしっかり聞いてためめは真顔でヘルプ要請

阿部ちゃんもさくこじコンビに呼ばれたから俺がめめを教えるしかない

ru｢えっとね、まずrememberは動詞ね？覚えるって意味だから｣

それから和訳手伝ってめめにはテスト範囲のパートの単語をとりあえず覚えてもらうことにした

ru｢とりあえず単語覚えてたらさっきみたいな和訳とかもなんとなくやりやすいでしょ？｣

mg｢あー、そっか、確かに｣

ラウ阿部ちゃんの弟子みたいだね、なんて言われて、
そんなの最高の褒め言葉じゃん！

ru｢えー！嬉しい！めめ大好き！｣

mg｢ちょ、くっつきすぎ！笑｣

嬉しくって抱きついたらめめはビックリしながらも受け止めてくれた

俺仲良くなってからより思うけどめめのことめっちゃ好きみたい笑

唯一の同い年ってのももちろんだけどなんかお兄ちゃん感あるし

一緒にいてめっちゃ落ち着くの！

めめになら勉強なんていくらでも教えちゃう！

もちろん阿部ちゃんのお助けももらいながらね笑